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復刻版「知里幸惠ノート」 /知里森舎
¥4,400
B5変型判 【版元サイトから】サラ・ストロング・中川裕の解説文と切替英雄・青柳文吉編による書誌、知里幸惠略年譜。 19歳で早逝した知里幸惠の肉筆手書きのノートの復刻である。従ってローマ字書きのアイヌ語と和訳文の並説が書かれている。 知里幸惠ノートⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅵの四分冊と解説の計五分冊。紙器ケース入り。
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別冊太陽 アイヌをもっと知る図鑑
¥2,860
SOLD OUT
A4変形 160ページ 版元サイトから: 北海道に先住してきたアイヌ民族の歴史を古代から現代までたどり、考古学・歴史学・民俗学・文芸史・生活史・芸術など多面的に、第一線の研究者の解説と豊富な資料で紹介する
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アイヌ歳時記─二風谷のくらしと心/萱野茂
¥1,100
SOLD OUT
文庫版 240ページ 版元サイトから: アイヌ文化とはなにか、彼らはどのようなくらしを営み、どんな世界観をもっていたのか。本書では、史上初のアイヌ出身国会議員であり、その文化の保存・継承に長年尽力してきた著者が、みずからが生まれ育った二風谷(にぶたに)の四季の生活を振りかえりながら、その模様をやさしく紹介していく。食文化、住まい、儀礼、神話・伝承、習俗、自然観や死生観…。それらの記述を通して浮かび上がってくるのは、自然と調和し共に生きようとするアイヌの心である。いまなお日本人に広く知られているとはいえない先住民族アイヌの世界。その全貌を知るための基本書となる一冊。
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アイヌもやもや 見えない化されている「わたしたち」と、そこにふれてはいけない気がしてしまう「わたしたち」の。/ 著:北原モコットゥナシ 漫画:田房永子
¥1,760
四六判 180ページ 版元サイトより: アイヌのまわりにはいつも、言葉にしにくい「もやもや」がついてまわる 日本の民族的マイノリティであるアイヌ。『ゴールデンカムイ』の人気などで、その文化や伝統への関心は高まっています。しかし、アイヌがかかえる差別や生きづらさなどにはまだスポットライトが当たっていないのが現実です。非アイヌのなかには、「とても重要そうなことだけど、正面から議論するには勇気がいる」「深く考えたいと思っても、漠然とした知識しかないので難しい」。このような感覚をもつ人も多いのではないでしょうか。このように、アイヌにまつわることには、つねに言葉にしにくい「もやもや」がついてまわります。こうした気分を表すのが「アイヌもやもや」という言葉です。 「もやもや」の正体をさぐった先にあったもの アイヌをとりまく「もやもや」は、一体何なのでしょうか? その正体を探るべく、自身もアイヌとしてのルーツをもつ北原モコットゥナシが、さまざまな視点から解説していきます。無知・無理解や差別の構造、そしてマイノリティとマジョリティの関係など、アイヌもやもやについて考えていくと、女性やLGBTQ+、障がい者など他のマイノリティに重なる部分も見えてきます。 アイヌが感じている「もやもや」を、田房永子が漫画で表現! 母からの過干渉への葛藤や男性を中心に回る社会への疎外感を、鋭い視点でユーモアをもって描いてきた田房永子。本書では、アイヌが日常のなかで出会うさまざまな「もやもや」を田房氏の手によって漫画化しています。マジョリティに優位な社会の仕組みや、まわりからの無理解で、まるで虚を衝かれたような感覚に陥る瞬間など、漫画を通して感覚的に共有することができます。
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アイヌ神謡集/知里幸惠 中川裕補訂
¥792
2023年は『アイヌ神謡集』出版100周年にあたります。 これにあわせ、岩波文庫からリニューアルして発行されました。補訂は『ゴールデンカムイ』監修の中川裕氏によります。 以前から指摘されていた初版(郷土研究社)や旧版(岩波文庫)での誤植や誤記を修正したほか、新仮名遣いに改める、新しくルビを加えるなど、より読みやすくなっています。 文庫 212ページ 【版元サイトから】「その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました。」 アイヌの民たちが語り合い、口伝えに謡い継いできた美しい言葉と物語。伝承を後世に残し、アイヌを知る多くの人々に読んでほしい。進みゆく世に抗し、熱き思いと希望を胸に知里幸惠(一九〇三─二二)が綴り遺した珠玉のカムイユカラ。 新たな解説を付す補訂新版。
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ピリカ チカッポ(美しい鳥) 知里幸恵と『アイヌ神謡集』/ 石村博子 著
¥1,980
2023年は『アイヌ神謡集』刊行から100年にあたります。これまでも幸恵についての評伝などはありましたが、フラットでかつ女性ならではの語り口で幸恵像が書かれています 四六判・ 246頁 岩波書店 【版元サイトより】「その昔この広い北海道は、私たちの先祖の自由の天地でありました」。一〇〇年前、一人のアイヌの少女がこの一文から始まる一冊の本を残した。一度は忘れ去られた知里幸恵はなぜ復活し、アイヌの魂の象徴的存在となったのか。『神謡集』ノートや日記など未公開や新資料をもとに、「生の限りを書かねばならぬ」との誓いに殉じたその生涯を描く。 石村博子(いしむら ひろこ) 1951年,北海道室蘭生まれ.ノンフィクション作家. 主な著書に『ハルビン新宿物語 加藤登紀子の母激動の半生記』(講談社) 『たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年,満州1000キロを征く』 『3・11行方不明 その後を生きる家族たち』(以上,角川書店)がある.