通信販売
こもれび書店では貸棚以外に、新刊も販売しています。古書はスタッフの書庫から放出したものです。
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物語のものがたり/梨木香歩
¥1,540
四六判 164ページ 【版元サイトから】『秘密の花園』の主人公はなぜ憎たらしく描かれたのか。『赤毛のアン』の作者モンゴメリは、グリン・ゲイブルスという場所に何を託したのか。児童文学の名作を読み解き、いぬいとみこ、石井桃子、村岡花子、ビアトリクス・ポターら先人たちの仕事の核心に迫っていく。物語の名手による初の児童文学エッセイ集。
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源氏物語 解剖図鑑/文:佐藤 晃子・イラスト:伊藤 ハムスター
¥1,760
SOLD OUT
A5判 148ページ 【版元サイトから】姫君はネコで殿方はイヌで…… これ一冊で源氏物語のあらすじと 平安人の暮らしとキモチがマルわかり 『源氏物語』全54帖を徹底解剖! 物語の全体像を分かりやすく解説するのはもちろんのこと、 当時の皇族・貴族の暮らし、風習、文化、信仰などについても 詳しく紹介しています。 物語の中では熾烈な権力闘争が繰り広げられており、 当時の社会情勢と比較しつつ歴史も学べるようになっています。 誌面では各帖の代表的な絵巻などをイラスト化し、 その魅力も紹介しています。 これを読めばその後の日本美術に影響を与えた場面やアイテム、 表現方法などもばっちり分かります。 『源氏物語』を描いた源氏絵は、江戸時代には皇女・女三の宮が 遊女に見立てられるなど、 元絵からギャップがあるほど面白いとされてきました。 本書でも人気イラストレーターの伊藤ハムスターさんによって、 登場人物を擬猫化・擬犬化してユーモラスに描いていただきました。 令和時代の源氏絵として、こちらも必見です。
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感染症文学論序説 文豪たちはいかに書いたか/石井 正己
¥1,892
四六変形 196ページ 【版元サイトから】 コレラ、結核、スペイン風邪……近代日本はたびたび感染症に見舞われてきた。文学はそれをどう描いていたか。紅葉、子規、鴎外、志賀、芥川……重要な歴史的証言として文学作品を読み直す。
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せんせいあのね 1年1組かしま教室 1 ひみつやで/鹿島 和夫 ・ 監修むかい さとこ
¥1,210
SOLD OUT
新書判並製 232ページ 【版元サイトから】 その昔、子どもだった大人たちへ。 こども いわはまえりこ こどもはいつか おとなになるでしょう おとなはむかし こどもだったんでしょう みんな そのときのきもちを たいせつにしてもらいたいな (本書より) 書き出しは「せんせい、あのね」。 子どもたちが話したいこと、疑問に思ったこと、日々のことを先生に伝えた学習ノート「あのね帳」から189作品を抜粋し、新書サイズにまとめました。 80年代からに神戸市の小学校教諭・鹿島和夫先生が実践し、当時発行された『1年1組せんせいあのね』(理論社刊)で全国にひろまった「あのね教育」。 1年生の子どもたちが、毎朝「せんせいあのね」と書いた帳面を鹿島先生に手渡すと、先生は夕方までに全員に返事を書いて返すのです。 交換日記のようなやりとりを日々続けるうちに“ものを見る目”が変わり、自然とやさしい気持ちが育まれていった子どもたちの、まっすぐな作品をご覧ください。 ★鹿島先生が書かれた未発表のエッセイも掲載
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一高生が見た関東大震災 100年目に読む、現代語版 大震の日/木戸 崇之 竹田 亮子
¥2,640
四六判並製 514ページ 【版元サイトから】2023年9月1日は関東大震災から100 年。 本書は関東大震災から1年後の1924(大正13)年8月20日に「六合館」から発行された『大震の日』の現代語版です。 旧制第一高等学校(通称・一高)125人と教授5人による、寮があった本郷、赤羽、深川など東京都内から、京都、静岡、朝鮮、中国など、震災時にいた場所からの手記集。 夏季休暇明けの9月1日に未曾有の大地震に襲われた時、彼らは何をしていたのか、そして何を考え、どう行動したのか。当時の様子がまざまざと伝わる筆致で、壮絶な経験を読みとることができます。 今とは比べ物にならないエリート一高生たちの知性に裏付けられた記録は、将来起こるであろう次の震災への教訓にもなる一冊です。 ■一高生が被災地にいた場所 一高の寮/ 本郷/ 小石川/ 神田/ 牛込/ 四谷/ 赤坂/ 麹町/ 芝/ 芝浦/ 日本橋/ 浅草/ 本所/ 深川/ 新宿/ 目黒/ 千住/ 中野/ 横浜/ 鎌倉/ 浦和/ 上州/ 房州/ 日光/ 静岡/ 軽井沢/ 滋賀/ 京都/ 朝鮮海峡/ 中国/ 他 ※100年前の『⼤震の⽇』は、質の悪いわら半紙に印刷され、⽂章には旧字体の漢字、旧仮名遣いが頻出 し読みやすいものではありませんでした。ただそれを現代⽂に訳してしまうと、若者達の感性に満ちた 、洗練された表現が失われてしまいます。当時の描写をありのままに伝えるため、原⽂を尊重しつつ、 古い漢字を新しくし、仮名遣いを現代⾵に改めて読みやすくしました。
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粕汁の本 はじめました/松鳥むう
¥1,650
A5判並製 164ページ 【版元サイトから】はじめての粕汁(かすじる)めぐりの本。 関西の冬の風物詩、酒粕をといて作る美味しい発酵食品「粕汁」。 日常的に食べている関西はもちろん、日本全国、食べて歩いて書いた、イラストたっぷり粕汁探訪記。お店、酒蔵、お寺など、粕汁を食べることができる71軒の情報をお届けします。 変幻自在の発酵食、粕汁を思う存分ご賞味ください。 酒粕豆知識、日本屈指の酒どころ兵庫県「灘五郷(なだごごう)」の盛大な蔵開きルポマンガ15P、伏見の清酒祭りルポも掲載。
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増田友也の建築世界/田路貴浩 編著
¥5,940
B5変形 304ページ 【版元サイトから】建築の原理を追究し続けたモダニズム建築家・増田友也(1914-1981)。 「東の丹下健三、西の増田友也」と称されたプロフェッサー・アーキテクトの思索と制作の軌跡の全貌を示す、没後42年にして初の本格的建築作品集。 ●判 型……B5変形判上製本、 ●頁数……304頁 ●定価……5,400円+税 ●ISBN……978-4-909151-90-2 ●Cコード……0052 ●写真・設計図面点数……300点以上収録 ■収録作品……建部邸/古川邸(現・小林邸)/天橋立成相公園レストハウス/Sさんの家/南淡町庁舎/尾道市庁舎・公会堂/鳴門市市民会館/鳴門市庁舎/洲本市庁舎/鳥羽処理場ポンプ場/蹴上浄水場/山ノ内浄水場/清水市立有度第二小学校/東山会館(京都市健保会館)/衣笠山の家/名神八日市カントリークラブハウス/鈴木自動車工業本館/京大会館計画/有馬再開発計画マスタープラン/万博計画案/智積院檀信徒会館/横川定光院祖師堂/法華クラブ京都本店/豊岡市民会館/京都大学工学部工化総合館/京都大学総合体育館/鳴門市瀬戸幼稚園/鳴門市桑島幼稚園/鳴門市勤労青少年ホーム/鳴門市老人福祉センター/鳴門市文化会館ほか
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宮沢賢治の仏教思想 信仰・理想・家族/牧野静
¥3,300
四六判 250ページ 【版元サイトから】他者との交錯のさま、そしてそれらを通じて紡がれた一連の作品群から、賢治の仏教思想とそのバックボーンを解明。近代の中で悩み続ける「人間・宮沢賢治」の本質を抉り出す。
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パレスチナ問題の展開/高橋和夫
¥2,750
SOLD OUT
【版元サイトから】複雑にからみあった構造と最新の情勢がこの一冊でわかる。 第一人者による決定版。 パレスチナ問題とはなにか。 国際政治のダイナミズムのなかでの中東情勢の変化がわかる。 宗教、民族、石油をめぐる利害の交差による紛争と難民問題はいかにして起こったか。 ISやシリア内戦とはどう関係するのか。 また、ジョー・バイデン大統領就任までのアメリカの中東政策と バーニー・サンダースにみるようなパレスチナ問題への新しい波とはどのようなものか。 アメリカの中東政策も詳しく見ていく。 動かないものは何か。中東の動向を見る際のポイントである。つまり何が変わり、何が変わらないのか。変わらない構造を見つめつつ、変わる情勢にも目配りしたい。本書での著者の試みである。本書の母体となったのは、『第三世界の政治 パレスチナ問題の展開』(放送大学教育振興会、1992年)である。放送大学のラジオ科目のテキストとして準備した。その後に改訂版を2005年に出版した。1992年版から数えると、本書は第三版という計算になるのだろうか。時代の流れを反映すべく大幅な改訂を行った。これまでパレスチナ問題に関しては、いくつもの著作を発表してきた。これが、著者のパレスチナ理解の現段階での最新版である。 1990年代以来、変わらなかったのはイスラエルによる占領であり、変わったのはアメリカ・イスラエル関係である。変わったものと変わらなかったものの、意味を本書で考えたい。(「はじめに」より)
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アフター・アガサ・クリスティー:犯罪小説を書き継ぐ女性作家たち/サリー・クライン
¥3,630
SOLD OUT
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文学のエコロジー/宮下志朗
¥2,420
SOLD OUT
放送大学叢書
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海への巡礼/岡本勝人
¥2,860
【版元サイトから】私たちの人生は、見知らぬ暗闇へと還ってゆく旅である──。 どことも知れぬ終点をめざし、人生という旅をしながら人は海へと思いを馳せ、心をはばたかせる。 パリからノルマンディ地方を経て、巡礼の地モン・サン=ミシェルへ。 黒潮がつなぐ紀州と鎌倉、そしてはるか太平洋の沖。 そんないくつかの旅を思い出しながら、海の彼方に思いを馳せ、 作品を生み出してきた文学者たちに新しい光を当てる文芸エッセイ。
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中村好文 百戦錬磨の台所 vol.1/中村好文
¥2,970
SOLD OUT
B5・128ページ 【版元サイトから】食いしん坊で料理好きの建築家のつくる台所 これまで300軒以上の住宅を手がけてきた中村好文さん。食いしん坊で料理好きの建築家は、クライアントの多様な食生活に応える台所に知恵と工夫を注いできた。本書に登場する住まい手は、自慢の台所を生き生きと使いこなし、料理と食事を大切にする暮らしを楽しむ。そんな幸福な台所の日常を、豊かな文章、写真、図面で紹介。
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中村好文 百戦錬磨の台所 vol.2/中村好文
¥2,970
B5判 144ページ 【版元サイトから】住宅建築家が40年間作り続けた理想の台所 住宅建築家、中村好文さんが理想とするのは、散らかっても使い倒してもへこたれない大らかな台所。本書は、大量の食器・道具を美しく仕舞える収納、大きな魚を捌けるシンク、自然と人が集まるアイランドカウンターなど、使いやすく工夫された台所の数々を、住まい手の使いこなしぶり、職人と語らう製作の舞台裏も交えて紹介。
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改訂版 図説 日本住宅の歴史/平井聖
¥2,420
B5変形 140ページ 【版元サイトから】楽しく読める!定評の住宅史教科書の改訂版 大河ドラマの時代考証を長年務めた著者が贈る日本住宅通史の改訂版。約400枚の手描き図と平易な解説文で、人々の住まいと暮らしを楽しく描く。これからの住宅のあり方を考えるために、我が国の住宅の歴史をふりかえり、時代の特色とともに、私達の住宅がどのような経緯ででき上がったかを探る。住居史のテキストに最適。
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Foodscape フードスケープ 図解 食がつくる建築と風景/正田 智樹 著
¥3,300
SOLD OUT
A5横判・224ページ 【版元サイトから】自然のリズムで生きるための問いと手がかり 地形と気候に応じた食がつくる建築と風景の図解集。カレマ村のワイン、アマルフィのレモン、小豆島の醤油、多気町の日本酒等、日本とイタリア16の食の生産現場を読み解く。蓄熱する石積みの段々畑、風を呼込む櫓、光や湿気を採り入れる窓等、自然のリズムとともにある食生産と人の暮らしを取り戻す為の建築の問いと手がかり
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おやすみ短歌/枡野 浩一, pha, 佐藤 文香 著・ 編
¥2,750
四六判 216ページ 【版元サイトから】人気歌人・作家・俳人がコラボし、安眠がテーマの短歌を百首集め、見開きで紹介する現代版「百人一首」。 短い文章付きなので、短歌の読み方がわからなくても楽しめます。 この本のページをパラパラとめくるうち、ここちよい眠りの世界に誘われることでしょう。
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ためさるる日 井上正子日記1918-1922/井上 正子 著 ・井上 迅 編
¥3,080
米騒動、スペイン風邪も今日の出来事だ。京都の町寺に育った百年前の女学生の日記。磯田道史、小林エリカ、藤原辰史の三氏が寄稿。 四六判 464ページ
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書物学 第10巻 南方熊楠生誕150年
¥1,650
B5判・96 ページ 【版元サイトから】いまなお人びとを魅了してやまない博物学者・南方熊楠。 近年、熊楠邸所蔵資料の網羅的かつ詳細な調査により、これまで知られることのなかった、さまざまな事実が明らかになってきた。 彼の読書体験の実態は如何なるものであったのか。 熊楠をめぐり、人びとそして書物はどのように動いたのか。 「知の巨人」との対話の最前線から見えてきた熊楠の新たな側面を紹介する。
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書物学 第21巻 活字 近代日本を支えた小さな巨人たち
¥1,980
B5判 112 頁 【版元サイトから】木活字、金属活字、写植書体、そしてデジタルフォントへ― 中国における木活字の発明、グーテンベルクによる活版印刷の創始、そして、現在のデジタルフォントを使用したDTPの時代に至るまで、人びとに広く、正確にものごとを伝えるものとして、「活字」は無視できない大切な存在である。 あまりにも身近な存在であることから、意識されることが多くはないが、時代の技術革新、また、文字・字体に関する意識の変遷に応じて、「活字」はさまざまにそのカタチをかえてきた。 「活字」はどのようにその相貌をかえ、人びとの生活の中に息づいていったのか―。 印刷と文字に関わるさまざまな分野で活躍する執筆陣により、人びとと「活字」の紡いだ歴史を照らし出す。 ※横浜市歴史博物館で開催の企画展「活字 近代日本を支えた小さな巨人たち」(2022年12月10日 (土) ~2023年2月26日 (日) )の連続講座のうち、4本の講座概要を収載。
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書物学 第24巻 100年くらい前の本づくり 近代日本の製本技術
¥2,200
B5判 120 頁 【版元サイトから】維新からわずか半世紀の間に、本の形は目まぐるしく変化した― 幕末明治期、米欧からもたらされた諸種の技術や制度は、書物の世界にも大きな影響を与え、和装本から洋装本への転換が進んでいった。 しかし、その道程が一筋縄で行くものでなかったことは、いまに残された書物の驚くべき多彩な製本形態からも伺うことができる。 近代初期洋装本の解体調査・書誌調査から見えてくる製本の裏側、和装から洋装へと移行する過渡期の書物のあり様を具に検討することにより、日本における洋装本定着の端緒を明らかにする。 ※2022年3月10日(木)~2022年7月10日(日)に市谷の杜 本と活字館にて開催され、コアな書物ファンに大好評を博した「100年くらい前の本づくり」展を誌上再現!
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片付けで人生変わった? 私の片付け日記/太田明日香
¥550
整理収納アドバイザーに依頼して片付けた記録集。 本を100冊近く処分して起こった変化とは? A5 20ページ
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書くことについてのノート/太田明日香
¥1,100
2022年2月から9月まで毎日Twitterにあげていた『書くことについてのノート』を1冊に。 A5 60ページ
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言葉の地層/太田明日香
¥1,980
『愛と家事』の続編にあたる、英語ができない移民の主婦として暮らした2年間のカナダ暮らしの記録。 移民体験を通じた言葉をめるぐ詩文集。 ーー人は言葉とともに生きていきます。 その厚みは人生とともに変わりゆきます。 これから私はどんな言葉の地層を積み上げ、 どんな声を生み出すのでしょうか。 (『言葉の地層』本文173ページより) 176ページ 四六判