通信販売
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ヘタレ人類学者、沙漠をゆく 僕はゆらいで、少しだけ自由になった。/小西 公大
¥2,200
SOLD OUT
四六判 336ページ 【版元サイトから】「圧倒的な面白さ!」と話題の人類学本、爆誕! 山極壽一氏、松村圭一郎氏、中島岳志氏、小川さやか氏…各界より大推薦!!! 「理解不能な出来事を目の前にすると、相手を否定して自分を守ろうとしてしまう。しかし異質なものを、異質なものとして見ていても何も生まれない。偏見や独りよがりな思い込みではなく、「知」に「血」を通わせて、人と接していきたい。ずっと興味があった人類学の世界。その一歩が踏み出せそう!」 ――ジュンク堂書店 藤沢店 小山さん 白と黒ではわけられないこの複雑な世界で、他者とともにあるために。 今こそ、僕たちには人類学が必要だ。
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渋沢敬三 小さき民へのまなざし 季刊やま かわ うみ 別冊/ 川島秀一 編
¥2,530
A5判 232ページ 【版元サイトから】 目次 川島秀一 渋沢敬三の学問―生き方と重なる研究方法 安室 知 渋沢敬三の視座―「同定」へのこだわり 飯田 卓 渋沢敬三と日本民族学協会 山田嚴子 渋沢敬三影響下の地方民間博物館―「声のレコード」をめぐって 山本志乃 師弟で歩いた出雲―片句浦に残る書簡から 渋沢敬三[エッセイ+論考+講演] 第一部 非文字資料の発見―民具と絵巻物 還暦祝賀記念論文執筆者招待会席上座談話集/七十七銀行七十七周年祝辞 会長挨拶 渋沢連合大会会長/アチックの成長/アチックマンスリーから 『民具問答集』第一輯まえがき/いわゆる足半について(予報) オシラサマ/絵引は作れぬものか 日本広告史小考/『瞬間の累積――渋沢篤二明治後期撮影写真集』あとがき 第二部 水産史と魚名誌 日本釣漁技術史小考/テグス小史/『豆州内浦漁民史料』序 海村の郷土資料/帆影七里/魚名分布に見られる一傾向 若干魚名註記一束/式内魚名 第三部 旅と交流 「南島見聞録」台南と高雄/「南島見聞録」先島列島 『山と民俗』序/『花祭』序/『安芸三津漁民手記』序 日本星座方言資料』序/菅江真澄/祖父の後ろ姿 渋沢敬三略年譜(川島秀一編)
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ペンギンは歴史にもクチバシをはさむ 増補新版 / 上田一生
¥3,520
四六判 320ページ 【版元サイトから】貴重な図版満載の異色の文化史 氷原の上をよちよち歩くタキシード姿、好奇心いっぱいの「かわいい」やつ。大航海時代から「未知の大陸」のシンボルとしてさまざまな場面で大活躍してきたペンギンには、その一方で食料、燃料などとして利用されてきた受難の歴史もある。現代ではそのたくましさでも脚光を浴びつつあるペンギンから見た、貴重な図版満載の異色の文化史。
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民際学者、アジアをあるく 中村尚司と仲間たちの時代/林真司
¥3,960
SOLD OUT
A5判 247ページ 【版元サイトから】人間社会の営みをまるごととらえた「あるく学問」、民際学を提唱した中村尚司(1938-)。アジア研究と社会運動に疾走した中村の歩みと思索、田中宏、鶴見良行ら並走した人びと、その背景としての戦後日本社会の諸相を描いた評伝。
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月の裏側 日本文化への視角 /クロード・レヴィ=ストロース 著、川田順造 訳
¥2,200
四六判 168ページ 【版元サイトから】20世紀後半の思想界をリードした知の巨人は、かくも深く日本を理解し、そして愛した――。世界における日本文化の位置や日本神話をめぐる講演や論考など9篇を収録。
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感じたるまま 柳田国男/鶴見太郎
¥3,080
四六判 380ページ 【版元サイトから】無数の生活者の詩(うた)を集め、 そこに歴史を見出し、民俗学を創始する。日本の民俗学の礎を築き上げた知の巨人の全貌を描く。
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海上の道/柳田國男
¥924
SOLD OUT
文庫判 352ページ 【版元サイトから】日本民族の祖先たちは、どのような経路をたどってこの列島に移り住み、いかなる技術・宗教・習俗を運んできたのか。表題作のほか、海や琉球にまつわる論考八篇を収載。大胆ともいえる学問的仮説を展開し、後世の幅広い領域に多大な影響を与えた最晩年の名著。 解説・中沢新一
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ポストモダンの新宗教 現代日本の精神状況の底流/島薗 進
¥1,320
文庫判 352ページ 【版元サイトから】70年代以降に急成長した「新新宗教」の特徴を解読し、日本・世界の宗教状況とリンクさせることで、現代宗教論に一つの展望を与える
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儀礼と権力 天皇の明治維新/ジョン・ブリーン
¥1,430
文庫判 334ページ 【版元サイトから】日本の「近代」創出に天皇がはたした身体的役割とは何か。従来とは異なる儀礼論的アプローチにもとづきながら論じた、画期的試み。
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信長が見た戦国京都 城塞に囲まれた異貌の都/河内 将芳
¥990
文庫判 240ページ 【版元サイトから】同時代の史料から、戦国期京都が辿った激動の軌跡を尋ね、都市民らの視線を通して信長と京都の関係を捉え直した斬新な戦国都市論。
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評伝J・G・フレイザー (単行本) その生涯と業績/ロバート・アッカーマン 著、小松 和彦 監修 、玉井 暲 翻訳
¥6,600
A5判 631ページ 【版元サイトから】20世紀の人文科学に大きな足跡を残したフレイザーの唯一の信頼できる伝記
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国際理解には宗教がほぼ半分 外国ルーツの隣人を知るために/ 三木 英
¥2,420
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四六判 256ページ 【版元サイトから】技能実習生をはじめ、増加しつつある身の回りの外国出身者がどんな人なのか気になりませんか?信仰を理解することが一番の近道です。
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植民地朝鮮の予言と民衆宗教/朴 海仙
¥3,080
四六判 256ページ 【版元サイトから】予言書『鄭鑑録』の基礎的考察と同書をモチーフに成立した民衆宗教の動向を分析し、様々な思惑が絡み合った植民地近代の位相を描く。
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ネット怪談の民俗学/廣田 龍平
¥1,276
SOLD OUT
新書判 320ページ 【版元サイトから】空前のホラーブーム、その源流がここにある。 ネット怪談はどのように発生し、伝播するのか。きさらぎ駅、くねくね、リミナルスペース……ネット民たちを震え上がらせた怪異の数々を「共同構築」「異界」「オステンション(やってみた)」など民俗学の概念から精緻に分析、「恐怖」の最新形を明らかにする
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異界往還小説考 /真銅正宏
¥2,640
SOLD OUT
A5変形判 224ページ 【版元サイトから】読書行為自体が、現実から異界の往還である―― 森鷗外や夏目漱石、谷崎潤一郎ら近代文学の文豪や、戦後に活躍した太宰治、江戸川乱歩、三島由紀夫、そして現在の村上春樹といった作家の、読者を現実から解き放ち、時空も空間も超えた自由な世界へ誘う35作品を紹介。読者がなぜ、「ここではないどこかへ」へと誘う小説に惹かれるのか。そのメカニズムをも解き明かす。
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なぜ少年は聖剣を手にし、死神は歌い踊るのか ポップカルチャーと神話を読み解く17の方法/神戸神話・神話学研究会、植朗子、清川祥恵、南郷晃子編
¥2,090
SOLD OUT
A5判 288ページ 【版元サイトから】映画、マンガ、アニメ、音楽、ゲーム、ラノベ、を学問する方法! ありとあらゆる場面で私たちは漫画を読み、ゲームをし、アニメや映画を鑑賞しています。この本は、それらを「学問」としてより深く知りたい、考えたいとあなたが思ったときに――ポップカルチャーと神話をめぐる学びの旅に出たいとあなたが思ったそのときに――携えるアイテム、手に取る一冊として作りました。 扱うのは、米津玄師「死神」、『BLEACH』、東方Project、『サマータイムレンダ』、『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』、怪奇漫画、『美少女戦士セーラームーン』、蜷川幸雄の舞台演出、『葬送のフリーレン』、『坂道のアポロン』、『君の名は。』、『ゴジラ』、神話と宗教リテラシー、「美しい国」のポップカルチャー、『進撃の巨人』、『ジャガーノート』など。 各章の冒頭には、「アプローチ方法」と「作品概要」を記し、どのような学問的な立場から、どのような分析視点から、それぞれの論者が作品にアプローチするかを示し、読解していく方法を丁寧に記しました。 物語は、読まれると同時に私たちの見る世界を形作り、息づきはじめたイメージは、あらたな枠組みを作りはじめる――。そんな物語とそこに現れる神話は、現代を生きる私たちにとって何なのでしょうか。 ポップカルチャーや神話について関心がある人はもちろん、レポートや卒論のような少し「真面目」な目的でポップカルチャーや神話、あるいはその両方の関係を考えたいという人に。本書で旅に出てみませんか。
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中国ミステリー探訪 千年の事件簿から/井波律子
¥1,320
文庫 327ページ 【版元サイトから】中国における「ミステリー」作品は、シャーロック・ホームズやアルセーヌ・ルパンが登場するよりも、1500年以上前に誕生しており、世界最古にして、現代でも充分通用するトリックに満ちているという。中国文学においてミステリー作品はいかなる変遷を遂げてきたのか。無類のミステリー好きであった著者が、その全貌を解き明かすーー。
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シン・日本外史 「日本国/日本人」はどこから来たのか、何ものか、どこへ行くのか/浅野 慎一
¥2,640
A5判 228ページ 【版元サイトから】頼山陽『日本外史』から200年。現代社会に「生きづらさ」を感じる人々とともに、あらためて日本の歴史を考えます。
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神輿舁きはどこからやってくるのか 京都にみる祭礼の歴史民俗学/中西 仁
¥3,300
A5 232ページ 【版元サイトから】これまで注目されてこなかった、祭礼の中心ではない神輿舁きたちに焦点を当てることで京都の祭りへの見方を広げ、新しい視点を得る。
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ようこそ文化人類学へ 異文化をフィールドワークする君たちに/川口幸大
¥2,420
SOLD OUT
A5 192ページ 【版元サイトから】家族や結婚、男と女など、文化人類学の主要テーマについて、古今東西の研究成果をバランスよく盛り込んで解説。身近なあたりまえを疑うセンスを磨く初学者向きテキスト。
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世界の中華料理 World Chinese Dishesの文化人類学/川口幸大 編
¥2,860
A5判 304ページ 【版元サイトから】 日本の「町中華」、ペルーの「チーファ」、オランダの「シニーズ」――世界中で独自の変化を遂げる中華料理は、どのように広まり、食されてきたのか? 世界各地でフィールドワークする人類学者たちが明らかにするとともに、「食べる」という人間の営みについて考える。
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遠野物語・山の人生/柳田國男
¥1,155
文庫 336ページ 数千年来の常民の習慣・俗信・伝説には必ずや深い人間的意味があるはずである.それが攻究されて来なかったのは不当ではないか.柳田の学問的出発点はここにあった.陸中遠野郷に伝わる口碑を簡古かつ気品ある文章で書きとめた『遠野物語』,および『山の人生』は,柳田学の展開を画する記念碑的労作である. (解説 桑原武夫)
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新月の夜も十字架は輝く 中東のキリスト教徒/菅瀬晶子
¥1,320
シリーズ《イスラームを知る》6 A5判 116ページ 【版元サイトから】 イスラームの誕生の地にして,ムスリムが多数を占める中東で,2000年の時を経ていまも確かな地歩を築くキリスト教徒たち。さまざまな教派が錯綜する中東キリスト教世界の実像を紹介する。
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贈与をめぐる冒険 新しい社会をつくるには/岩野卓司
¥2,090
SOLD OUT
四六判 182ページ 【版元サイトから】貧困や格差の拡大、つながりの喪失による孤立や無縁化、生態系の破壊……、わたしたちの社会は大きな困難に直面している。 このままでは世界はいったいどうなるのか、そんな不安を感じながら生きている人は少なくないだろう。 こうした課題の根本的な原因といえるのが、資本主義の行き過ぎである。 しかし、わたしたちは資本主義の恩恵も受けており、資本主義を何かほかのものに変えれば問題が解決するということではない。そもそも貨幣とモノとの交換である経済の前には、何かを与えてお返しを受け取ることで交換が成立する経済があった。 これが本書のテーマである「贈与」である。 資本主義社会では何よりも経済的な利益が優先されるのに対して、贈与の大きな特徴は、モノの移動にともなって人と人、人とモノのあいだに精神的な交流が生まれることである。 では、このような贈与の考え方を現代社会に活かし、行き過ぎた資本主義を「変質」させることはできるのだろうか。 古典的な贈与の理論をふまえながら、同時に現代社会でおこなわれている贈与の考えを取り入れたさまざまな取り組みを読み解き、わたしたちがこれからの人間どうしの関係、自然と人間との関係を問い直し、新しい社会をつくるための手がかりを探る。