通信販売
・こもれび書店では貸棚以外に、独自に選書した新刊も販売しています。古書はスタッフの書庫から放出したものです。
・店頭・在庫にないものは、お取り寄せもご相談ください。書名、出版社名を店頭、または問い合わせフォームでお知らせください。
・通販品切れのものは再入荷おしらせボタンを押しておいていただくと、仕入れの参考になります。
「店頭受け取りで購入した商品を「発送」に変更する場合は、〈参加チケット〉から〈追加送料〉を選んで、決済してください(合計A4/3cm厚以内に限ります)
-
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件 なぜ美しい羽は狙われたのか/著:カーク・ウォレス・ジョンソン、矢野真千子:訳
¥1,870
文庫判 452ページ 【版元サイトより】 死んだ鳥を大量に盗む? いったいぜんたい,だれがそんなことを? 2009年6月. ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から,約300羽の鳥の標本が消えた. 世にも美しい鳥が行きついた先は,希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は,最初は好奇心から,やがては正義感から,事件の調査に乗り出す. 羽毛をめぐる科学史と文化史,毛針愛好家のモラルのなさと違法取引,絶滅危惧種の保護問題,そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と,それを収集・保存する博物館の存在意義. スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ. 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
南洋標本館/葉山 博子
¥2,420
四六判 554ページ 【版元サイトより】日本統治下台湾の植物学者たち——南洋探検が織りなす人生のランドスケープ 僕らで南洋植物専門の標本館を作らないか?——日本統治下の台湾。漱石を読み、端正な日本語を話す陳は、台湾生まれの日本人・琴司と共に植物学者を志した。だが養父母の期待を背負った陳は、意思とは裏腹に医学の道へ。琴司は台北帝大に進み、帝国委任統治領南洋群島への採集旅行に出掛けた。一方、自らの道に行くと決めた陳は、陸軍属の技師としてニューギニア探検へと向かう。波瀾の運命を生きる台湾人青年の大ロマン 送料の目安[70]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
身ぶりと記憶 〈身体の記憶〉をめぐる人類学的探究/岩谷彩子 ・菅原和孝 編
¥3,520
A5判 240ページ 【版元サイトより】記憶とは何か。われわれが「記憶」と呼ぶ現象を人類学的なアプローチから解き明かす。 身体と環境とが出会う地点に立ち上がる記憶について、相互行為・民族誌・喪失という側面から新たな探究を試みたスリリングな論集! 送料の目安[70]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
新編 琉球の人文/柳 宗悦:著、宇田智子:解題
¥2,970
SOLD OUT
四六判 264ページ 【版元サイトより】柳宗悦が見出した沖縄独自の「人文」とは。 柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司によって「民衆的工藝」を略した「民藝」という言葉が新たに生み出されてから百年。 『沖縄の人文(新装・柳宗悦選集第五巻)』(春秋社、1972年刊)を中心に「琉球の人文」に関する論考を新たに取捨選択し編み直した、沖縄の新たな魅力を伝える一冊。 エッセイスト・宇田智子氏(那覇市・「市場の古本屋ウララ」店主)による解題付き。 送料の目安[50]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
小さな神のいるところ/梨木 香歩
¥1,980
四六判 268ページ 【版元サイトより】止まらぬ気候変動、懐かしい景色が消えていく—— その地域だけによく見られる植物、というのは土着の神様たちのようなものではないか。 幼少期に南九州で見た巨大なシダ群、現在東京で住む地域に圧倒的に多いヤブミョウガ、八ケ岳ならマルバダケブキ。そういうものが木陰で群生をつくり、木漏れ日が差しているのを見ると、荘厳な気持ちになる。 「日本の底力」と呼ばれるものは、消えていこうとしている小さな神様たちそのものも、そうなのではないだろうか。 神様たちの居場所を、引っ越し先を、つくらなければならない。では、どこに? 自然をまっすぐに見つめ、日常を超えた領域を流れる〈もうひとつの時間〉に 自然の一部である私たちの核心を追うエッセイ。 送料の目安[50]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
ハーンと八雲/宇野邦一
¥1,034
文庫判 304ページ 【版元サイトより】ハーン=小泉八雲にとって、古代の精霊(およびその信仰)は、現代の科学を超えて、まだ深い意味をもちうる──「怪談」で知られる八雲は、日本の小さきもの、目に見えないものたち、そして世界の虐げられたものたちを愛した。松江市出身の哲学者でありフランス文学者である著者が、多角的な視点と詩的感性で八雲=ハーンに肉薄した画期的な書。補論「究極の怪談」を新たに加え、初文庫化。 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
森のはずれの美術館の話/梨木香歩、絵:ゲオルグ・ハレンスレーベン
¥2,200
B5変形 50ページ 【版元サイトより】絵本は2部構成。第1部は「電車に乗って美術館にきた ある母子の話」です。ある日、美術館にきた男の子がお母さんとはぐれてしまうところから物語ははじまります。男の子が出会ったあひると印象的な瞳の女の子、謎めいた紳士は誰でしょうか? 彼らに導かれ、やがて男の子は一枚の絵と出会い、不思議な交わりを体験することになります。 第2部「西洋美術館クロニクル」は、大人の読者に向けたエピローグとしてお楽しみいただける、数年後の未来を舞台にした物語です。遥か東の国に、西洋絵画を展示する美術館が生まれるまでの歴史を、ファンタジーと現実が交錯する詩的な語り口で描きます。その眼差しは、建築家の矜持、西洋の誇りと脅威を象徴する“竜”の存在、そして絵を見る人、絵を守る人々へと向けられていきます。 送料の目安[40]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
華語圏映画入門 映像がひらく中国・香港・台湾+への扉 /阿部範之・ 菅原慶乃・ 三澤真美恵: 編
¥3,080
A5判 254ページ 【版元サイトより】中国、香港、台湾、チベットやアジア各地の華僑社会、少数民族……。ときに緊張をはらみつつも緊密につながり躍動する〈華語圏映画〉の世界。地域ごとの歴史を紐解く概説、ジェンダーなど現代的視点を盛り込んだテーマ・スタディーズ、そして多彩な魅力に迫るコラムやインタビューから、その果てしない広がりを徹底ガイド! 送料の目安[60]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
アガサ・クリスティーの家と暮らし/ヒラリー・マカスキル:著、富原 まさ江:訳
¥2,640
A5判 208ページ 【版元サイトより】「思えば、私はずっとお家ごっこをしていたように思う。これまで多くの家に住み、家具を揃え、飾りつけ、ときには改装もした。家に神の祝福を!」 ——本文より 住まいづくりに情熱を傾けた「ミステリの女王」の知られざる素顔と生涯、 作品の舞台があざやかによみがえる。 憧れの家を購入して自分好みにリノベーション、不動産購入にも手腕を発揮して一時は8軒もの家を所有していたこともあるアガサ・クリスティー。 名探偵ポアロが生まれたホテル、生涯愛し続けた故郷の生家、バウハウス創設者も住んだロンドンのモダニズム建築のフラット、晩年を過ごした「夢の家」など、住まいの遍歴と作品の舞台、故郷デヴォン州の地を美しい写真とともにたどる。 送料の目安[60]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
ものがたりの余白/ミヒャエル・エンデ
¥1,298
文庫 308ページ 【版元サイトより】 『モモ』『はてしない物語』などの名作児童文学で知られるミヒャエル・エンデが,晩年に自らの人生,作品,思索について語ったインタビュー.作品の構想のもととなった,現代の物質文明の行きつく先を見通し精神世界の重要性を訴えた深い思想が,語りを通して伝わってくる啓蒙的な本.各章冒頭に田村都志夫氏の解説付き. 『モモ』 『はてしない物語』などの名作児童文学で知られるミヒャエル・エンデが,1995年秋に亡くなる直前まで,友人であり翻訳者である田村都志夫氏に語った談話集. 今年は,エンデ生誕80周年(誕生日は11月12日)です.岩波現代文庫にも『鏡のなかの鏡』 『自由の牢獄』 『遺産相続ゲーム』など,エンデの大人向けの名作が入っています.この機会に,エンデ作品を読みなおしてみるのもいいのではないでしょうか.この談話集には,まさにそれらの物語の「余白」にあたる部分があらわれています.エンデの創作秘話,登場人物の名前をどうやってつけたのか,少年時代の思い出,日本とヨーロッパそして現代文明について思うことなど……. エンデ作品を読んで面白い,と思った人,もっと深くエンデを知りたい,と思う人の期待を裏切らない,エンデの深い言葉が一杯つまった談話集です. 送料の目安【30】
-
遺産相続ゲーム/ミヒャエル・エンデ
¥1,100
文庫 306ページ 【版元サイトより】 とある謎めいた館に十人の遺産相続人が招集され,十の紙片に分かれた遺言状を渡された.相続人たちは,協力してこれらをつなぎあわせることができるのか.大いなる遺産とは何か…….『モモ』や『はてしない物語』につながる思想宇宙があらわれているといわれ,現代社会への痛烈な批判がこめられたエンデ初期の傑作寓意劇. - 『モモ』 『はてしない物語』をはじめとする児童文学で日本でも有名なエンデが,若い頃は演劇に打ち込み,戯曲もいくつか書いていることはあまり知られていません.にもかかわらず,エンデが初めて腰をすえてじっくり書いた処女作といってもいい作品が,この『遺産相続ゲーム』という戯曲だった,ということは注目に値します. しかもこの戯曲のフランクフルトでの初演(1967年)は大失敗に終わり,エンデはそれがトラウマになったのか,次の戯曲(『サーカス物語』)を書くまでに15年以上の歳月がたっています.また,1984年の再演でようやく好評を博した後に出版されたティーネマン書店版(1989年)では,長々しい「はじめに」をはじめとして,登場人物の説明や作者ノート,「火事を消さなかった理由」にいたるまで,様々な「付録」がついています.これらは,作者のこの戯曲にたいする並々ならぬ愛着を物語っている,といってもよいでしょう.今回の現代文庫版では,この「付録」から新たに「こんなエピローグもありかな?」を訳出し,付け加えました. おおまかな筋書きは以下の通りです. とある謎めいた館に10人の遺産相続人が招集された.遺言状は10の紙片に分かれていて,相続人たちはそれぞれ一片ずつを貰う.これらをつなぎあわせれば故人の遺言はわかる,というのだが……. たしかに全集版の平田オリザ氏の解説にもあるように,この作品は「上演を前提とした戯曲としては明らかに失敗作」なのかもしれません.でも,だからといって文学的価値がないというわけではありません.『自由の牢獄』の訳者であり『エンデを旅する』の著者・田村都志夫氏は,「この初期作品にはすでに,のちに『モモ』や『はてしない物語』を書くことになるエンデの思想がほぼ出揃っている」といいます. ともかく,エンデ文学の真髄を知るのにこの初期作品をさけては通れないことは明らかですし,何よりも「読む戯曲」として大変面白いです.そして,林光氏の解説にあるように,いろいろな情景を想像しながら読む,という楽しみかたがこの戯曲にはあっているのではないか,とさえ思えます.いわば,実際に上演されるよりも読者の想像の舞台のうえで繰り広げられる情景を楽しむ,という楽しみかたが.そして,そこにこめられた現代社会に対する鋭い批判の力も,そのような楽しみ方のなかで生きてくるのではないか,という気がするのです.読者自身が,どんなエピローグがふさわしいかを,自由に頭のなかで想像し,選択することを問いかけてくる戯曲として. (現代文庫編集部 中西沢子) 送料の目安【30】
-
私たちの星で/梨木香歩、 師岡カリーマ・エルサムニー
¥1,650
四六判 174ページ 【版元サイトより】 ムスリムのタクシー運転手や厳格な父を持つユダヤ人作家との出会い,カンボジアの遺跡を「守る」異形の樹々,かつて正教会の建物だったトルコのモスク,アラビア語で語りかける富士山,南九州に息づく古語や大陸との交流の名残…….端正な作品で知られる作家と多文化を生きる類い稀なる文筆家との邂逅から生まれた,人間の原点に迫る対話. 送料の目安【50】
-
大英自然史博物館 珍鳥標本盗難事件/カーク・ウォレス・ジョンソン: 著 、矢野真千子: 訳
¥3,080
SOLD OUT
※単行本です 四六判、384ページ 【版元サイトから】 2009年6月.ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から,約300羽の鳥の標本が消えた. 世にも美しい鳥が行きついた先は,希少な羽で毛針を制作する愛好家たちの世界だった! この突拍子もない盗難事件を偶然知った著者は,最初は好奇心から,やがては正義感から,事件の調査に乗り出す. 羽毛をめぐる科学史と文化史,毛針愛好家のモラルのなさと違法取引,絶滅危惧種の保護問題,そして未来へのタイムマシンとなりうる標本と,それを収集・保存する博物館の存在意義. スピーディーに展開される犯罪ルポルタージュ. 送料の目安[70]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
忍者からみた世界/三橋 源一: 文、 飯野 和好: 絵
¥810
たくさんのふしぎ|2025年9月号 【版元サイトから】アニメや小説に描かれ、世界的な人気をほこる「忍者」。ほんものの忍者はどんな人たちだったのでしょう? 著書の三橋源一さんは、学術研究と忍術修行、文武両道から忍者を研究しています。そして、三重県伊賀市の忍者がくらした村に住み、日々の生活や自然環境から忍者と忍術がどう生まれたかを調べています。忍者たちの本当の姿を描いたノンフィクション絵本です。 送料の目安[20]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
台北人/白先勇 :著、 山口守 訳
¥1,331
SOLD OUT
文庫判 302ページ 【版元サイトから】 上海のダンスホールの華だった女性と、それに翻弄される男たちを描く「永遠の尹雪艶」、老軍人がかつての日々を回想する「国葬」など、国共内戦と国民政府の亡命という歴史を背景に、戦後の台湾で故郷喪失者として生きる人びとの姿を活写し、失われた世界への哀惜や喪失の痛み、新天地で生きる苦悩を鮮烈につづった傑作短篇集。 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館/著:ミンパクチャン、監修:樫永真佐夫
¥2,200
四六変形判、352ページ 【版元サイトから】 みんな違って、おもしろい! 世界を知る、人を愛するために。 ——収蔵点数34万超! 展示場全長5キロの舞台裏 各界の著名人たちを惹きつけ、 広報誌には秋篠宮殿下が寄稿!? 太陽の塔の背後にあるモダン建築 それが民族学と文化人類学の聖地 国立民族学博物館(通称「民博」だ!) ——展示の舞台裏とクセ強な研究者たちの日常に迫る 世界最大級のコレクション数をほこる民族学と文化人類学の聖地は、大阪吹田市の万博記念公園にある。黒川紀章による初期の代表建築。特撮ものの悪の秘密組織としてロケ地に使いたいというオファーもあったとか。 民博には、自分の目で確かめないと実感できないカオスが広がっている。 おびただしい数の仮面、民族衣装、儀礼のための怪しげな道具、世界のパンから、墓標まで……「なぜこれを持ってきた?」と言いたくなる不思議な資料の数々を、剥き出しで展示している。 民博は世界を見つめる異世界だ。 にもかかわらず、民博には学芸員がいない。なぜ? 展示の背景には人がいる。 世界中から膨大な資料を集めてきたのは いったい何者なのか? 民博は普通の博物館ではない。博物館という名の研究所で大学院機能も併せ持つ。だから勤務するのは学芸員ではなく研究者ということになる。 物ではなく、人。 民博の人たちにフォーカスする。 国立民族学博物館教授で広報誌『月刊みんぱく』の編集長を務める樫永真佐夫教授をガイド役に、民博の舞台裏に迫る。ありそうでなかったノンフィクション。 【登場人物】 ◎樫永真佐夫教授:本書の案内人。ベトナムの黒タイ族 ◎島村一平教授:モンゴルのシャーマン、ヒップホップ ◎広瀬浩二郎教授:触文化、日本の琵琶法師や瞽女 ◎河西瑛里子助教:イギリスのペイガニズム、魔女 ◎山中由里子教授:比較文学比較文化、驚異と怪異 ◎川瀬慈教授:エチオピアの吟遊詩人 ◎鈴木英明准教授:インド洋の奴隷や物の交易 ◎末森薫准教授:保存科学、敦煌莫高窟 【目次】 第1章 YOUはどうして研究を? 第2章 そんなこんなで秘密基地 第3章 博士たちの異常な愛情 第4章 歩行距離5キロの本館展示 第5章 33万点超のブツを守り抜く砦、収蔵庫 第6章 マニアックな企画展と特別展 第7章 民博と研究者が伝えていくこと 監修者解説 バラバラの目標、たまたまの出会い 送料の目安【60】
-
「お静かに!」の誕生 近代日本美術の鑑賞と批評/今村信隆
¥2,970
SOLD OUT
四六判 456ページ 【版元サイトより】 果たして、人々の声はどこへ行ったのだろうか。 天皇皇后、エリート官僚、田舎客、赤門天狗、鷗外、白樺派...... 「沈黙」と「語らい」は歴史のなかでもせめぎ合う。 芸術と出会う場所、美術館。 「お静かに!」が生まれる空間で、鑑賞と批評の歴史を〈声〉や〈語らい〉から考える。 書かれることばと比べるとき、声を伴って話されることばは、いかにも不安定で、はかなく、頼りない。近代的な鑑賞と批評はそれぞれ、声と語らいを外側へと追いやることで、自らの輪郭を定めていったのではないか。 江戸から明治へと移り行く時期の「見世物」と「書画会・書画展会」の様子から、人々のあいだに線を引く近代的な博覧会、明治の演説文化に対する批評、雑誌『白樺』とその同人たちが求めた美術館の理想など、今日の鑑賞と批評の空間を再考する歴史的な事柄を取り上げ考える。明治期以降に次第に整えられていく鑑賞空間、批評空間はどのようなものだったのか。それは現在とどうつながっているのだろうか。 録音・録画が一般的になる以前の声や語らいを歴史的に問い直すことは簡単ではないが、歴史のなかのいくつかのポイントに的を絞り、エピソードを拾い集めるように解きほぐしていく。 〈沈黙〉と〈静けさ〉と、〈声〉と〈語らい〉。どちらが、より好ましいのか。あるいは、どちらがより「正しい」のか...ときに問われる現代のミュージアム。 いま、私たちの空間と声のあり方を見つめるために。 美術館だけではなく、図書館、劇場、コンサートホールなど、公共性のはざまで揺れながら考える人に。ぜひお読みいただきたい本です。「お静かに!」と言わざるを得ない環境に関わるすべての方に。 送料の目安【70】 厚みがあるため、A5判より大きな本(B5、A4など)と一緒にゆうパケット・ネコポスで送ることはできません
-
お土産の文化人類学 地域性と真正性をめぐって/鈴木美香子
¥2,640
四六判 200ページ 【版元サイトより】 東京ばな奈」は、なぜ東京土産の定番になれたのか? そして、なぜ菓子土産は日本中にあふれかえるようになったのか? 調査点数1073点、身近な謎に丹念な調査で挑む画期的研究。 日本人は旅行に行くと必ず菓子の土産を買って周囲に配る。しかし実はこれは、案外最近定着した振る舞いにすぎない。1970年~80年代を境に、土産はモノから食べ物中心へと劇的に変化した。なぜこれほどまで全国に似たような菓子土産があふれるようになったのか、そもそもなぜ土産を購入するのか。本書ではその問いをきっかけとして、日本における土産の歴史と現在を詳細な資料調査と、文化人類学の手法によって解き明かす。そこから見えてきたのは、交通網の発展に伴った大量生産、大量販売の時代から、国策も背景とした地元でしか作れない本物性へのこだわりへの転換だった。菓子土産についての初めての学術的研究が誕生。 送料の目安【50】
-
初めて書籍を作った男 アルド・マヌーツィオの生涯/ アレッサンドロ・マルツォ・マーニョ、清水由貴子:訳
¥2,640
SOLD OUT
四六判 268ページ 【版元サイトより】 私たちが普段読む本には、冒頭に目次や序文や献辞があり、ページ数が振ってあり、文章は句読点で句切られ、時折書体を変えて強調されている。巻末には索引がついていたり、時には正誤表が挟み込まれていたりもする。持ち歩いたり寝そべって読んだりするのに文庫本サイズはとても便利だし、書店に高く積まれたベストセラーには興味をそそられる。 実は、いま太字で強調したものすべては、今からおよそ500年前、たった一人の人物によって生み出されたものである。グーテンベルクによる活版印刷技術の発明からわずか半世紀後の自由都市ヴェネツィアを舞台に出版の世界に大変革を巻き起こし、現在も使われている書籍の体裁を発明した“出版界のミケランジェロ”ことアルド・マヌーツィオの激動の物語。 ※本書は以下の日本語訳です。Alessandro Marzo Magno, L’INVENTORE DI LIBRI: Aldo Manuzio, Venezia e il suo tempo (Editori Laterza, 2020) 【目次】 第1章 アルドの遺産 第2章 人文主義の思想 第3章 出版人への道のり 第4章 アリストテレスとギリシャ古典文学 第5章 『ポリフィルス狂恋夢』、究極の美しさ 第6章 『デ・エトナ』と活字の誕生 第7章 ウェルギリウス、ペトラルカ、ベストセラーの誕生 第8章 ヘブライ語聖書 第9章 ベンボ『アーゾロの談論』とエラスムス『格言集』 第10章 敵と志願者 第11章 マヌーツィオと死の後継者 第12章 アルドの遺産 謝辞/訳者あとがき/参考文献/参照した一次資料/アルドの出版物リスト/索引 送料の目安【50】
-
こもれび日記 2025.Feb-Aug
¥700
A6/判 本文モノクロ86ページ シェア型書店の運営・店番をしながら綴った合計7か月半の日記です。 昨年、手製本で少部数販売したもの、店頭 でお配りしているフリーペーパーに追記・改稿したものを収録しています。 こちらは9/19(金)発送予定です。 他商品と同時にご注文の場合は、同梱して19日に発送いたします こもれび書店店頭では12日から、 9/14開催文学フリマ大阪【し-05】でも販売いたします 送料の目安【20】
-
世界名作劇場の間取り/ちばかおり
¥2,090
B5判 128ページ 【版元サイトより】『赤毛のアン』のグリーン・ゲイブルズ、『母をたずねて三千里』のイタリア・ジェノバの集合住宅、『フランダースの犬』のネロとおじいさんの茅葺きの家、『ペリーヌ物語』の家馬車……。 懐かしの名作の舞台となった家の数々を、当時の設定資料から起こした詳細な間取りとイラストで再現。著者による当時の制作スタッフへの丹念なインタビューをはじめ、ここでしか読めない貴重な資料も多数収録! 物語の舞台となった国々にスタッフが実際に足を運び、徹底したロケハンをもとに作り込まれたリアリティのある建築物や風景の数々。日本のTVアニメの金字塔とも言える名作シリーズを「家」という切り口で解き明かす、ファン必携の一冊。 《目次より》 ベルギー北部の農家の家[フランダースの犬] アメリカ中部の木造戸建て住宅[あらいぐまラスカル] 旅の住まい(馬車、宿)[ペリーヌ物語] アメリカ中西部・1840 年代の家[トム・ ソーヤーの冒険] 無人島のセルフビルド[家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ] ロンドンの寄宿学校[小公女セーラ] アメリカ東部の住宅[愛少女ポリアンナ物語]etc 送料の目安【90】
-
ようかん /虎屋文庫
¥2,530
SOLD OUT
A5判 160ページ 【版元サイトから】信長や家康がおもてなしに使い、明治以降は携帯・保存食として重宝されるなど様々に愛されてきた和菓子の雄。羊肉の汁物から現代の煉羊羹に至る変遷を、新説交えて綴る「ようかん全史」や、四季折々、多種多様さを魅せるカラー48頁、全国121の名物羊羹紹介まで。この一冊でようかんのすべて、500年の歴史を持つ虎屋がわかる。 目次 書誌情報 読み仮名 ヨウカン 装幀 「夜の梅」広瀬達郎(新潮社写真部)/カバー写真、島田隆/ブックデザイン 発行形態 書籍 判型 A5判 頁数 160ページ ISBN 978-4-10-352951-4 C-CODE 0076 ジャンル 暮らし・健康・料理 定価 2,530円 書評『ようかん』試し読み著者プロフィール感想を送る 書評 最強のマリアージュが生まれた 橋本麻里 子供の頃から甘いものが好きで、という思い出を楽しそうに語る方々は、私から見れば「銀の匙をくわえて生まれてきたスイーツエリート」だ。甘いものが苦手で、おやつといえば果物と煎餅、という時代を経て、憧れ(?)の和菓子を美味しく食べられるようになったのは、20歳も過ぎてからのこと。私にとって甘味は、ただ夢中で味わうものではなく、「分析的に食し、素材や製法、文化的背景まで理解してはじめて美味しいと結論づけられる」対象らしい。 そういう意味で、和菓子の象徴であるようかんは、ただ食べるだけでなく、その起源と変遷、製法、地域差にいたるまで、探求し語り尽くすに足る対象であり、最古にして最高峰の菓子商の膝下にあって、膨大な史料と専門の研究員を擁する虎屋文庫以上に、その任にふさわしい者はいない。そう、ようかん×虎屋文庫という最強のマリアージュによって生まれたのが、本書なのだ。 道明寺羹(もち米を加工した道明寺粉と寒天を合わせたもの)や琥珀羹(煮溶かした寒天に砂糖を加えて固めたもの)を駆使し、水や光をイメージさせるようかんのバリエーションや、江戸時代に描かれた菓子見本帳の色鮮やかな絵図など、黒くて四角くて小豆の味で……というようかんへの先入観を払拭するビジュアルは、もちろん見どころのひとつ。だが私たちの「ようかん」観を本当に塗り替えてしまうのは、ようかんの歴史を、史料をもとに精密に検証しつつも空白部分を推理で埋め、ようかん成立の過程を追う「ようかん全史」の章なのだ。 中国の料理である羊肉の羹(汁物)を、日本人留学僧が点心(食間に摂る軽食)のひとつとして故国へ伝えたものがルーツだから「羊羹」。それが日本の禅宗寺院で精進料理に変じ、やがて菓子へ、とはようかんの起源話として必ず引かれるエピソード。それにしても現代の我々が親しんでいるようかん(=煉りようかん。小豆の粉・砂糖を寒天で煉りかためたもの)と、羊肉の汁物とでは、あまりにかけ離れているのではないか。一方、上生菓子の生地として欠かせない「こなし」(あんに小麦粉と寒梅粉を加えて蒸し、砂糖を加えながら手でもみこんだもの)を、虎屋ではなぜか「羊羹製」と呼ぶ。こなしと煉りようかんでは製法がまったく異なるのに、なぜそう呼び習わしてきたのか。 本書を読む以前から、私の中にもようかんをめぐる疑問がいくつもあった。それが中世の武家の饗宴や茶会記の、ていねいな検証の記述をたどるうちに、あるものは解かれ、あるものは新たな疑問を呼び起こし、これまでとは異なるようかんの、いや和菓子の歴史の鳥瞰図が、ぼんやりと姿を現し始めてくるのだ。 ミステリーのネタばれのようなものなので、核心部分への言及は遠慮しておこう。だが、それぞれの時代に「ようかん」と呼ばれた食べものがあり、その変遷の過程で試みられた多彩な製法や形態が、和菓子の歴史を豊かにしていったことは間違いない。いや、もしかすると、和菓子の歴史の根幹にようかんがある、とさえ言えるのかも。ここまでずっと、羊羹ではなく「ようかん」と書いてきたのは(本書のタイトルからしてそうなのだが)、そんなふうに長い時間の中で、味や姿を自在に変えてきた食べ物を、狭い定義の中に押し込めたくないからだ。 保守本流の和菓子。「あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって」、と谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』に書いた、これ以上変えるところのない、完璧な――完成され尽くしたように思える食べ物。だが、それすらいずれまた、必ず変化する。ようかんは未来に対して開かれている、と確信できる。 過去を学ぶことは、豊饒な未来を描くことにつながる。優れた歴史書は必ずそんなふうに、読者を未来へ向き合わせてくれるものだが、本書もようかんの過去から現在を緻密にたどることで、ようかんの未来を予言しているように思えるのだ。 (はしもと・まり ライター・編集者) 波 2019年11月号より 単行本刊行時掲載 もっと見る 『ようかん』試し読み はじめに 日本人が長らく愛してきた和菓子の代表、それが「ようかん」だ。 あずき色の直方体のものを多くの人が思い浮かべるだろうが、実は色も形も多種多様。主な材料にしても、小豆だけではなく、野菜や果物、各地の特産物を使ったものもある。その上、蒸したり、煉ったりと製法の違いもあり、調べれば調べるほど奥が深い。魅力的なようかんの世界を旅してみよう。 Ⅰ ようかんって素敵だ! 四季を伝える――花鳥風月をめでる喜び。色彩豊かに時節を表す虎屋のようかんをご紹介。 藤の棚 藤の棚 紫色は、古くより高貴な色とされた。平安時代の貴族たちが花盛りの藤の下で、雅やかな宴を楽しむ様子は『源氏物語』にも見られる。「藤の棚」は緑の煉ようかんと、白、紫の道明寺羹で、藤棚に房をなして咲き誇る花を意匠化している。 意外に思われるかもしれないが、ようかんには季節を映すものがある。たとえば、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪といった自然風物が題材になり、「桜の里」「水の宿やどり」など、日本語の奥深さを感じさせる名前(菓か銘めい)がつけられる。 表現として、桜や楓、月など、わかりやすいモチーフを断面に見せるようかんもあるが、ここで注目したいのは一見何を表しているかわからないような抽象的なもの。 楽しみ方のキーワードになるのが、「見立て」だ。見立てとは、あるものを、共通点をもつ別のものになぞらえること。わかりやすい例では、日本庭園があげられるだろう。白砂を水の流れ、池を海と見なすなど、想像力を使って鑑賞する。 ようかんの場合は色が重要といえ、紅は花、黄は月、緑は若草、白は雪などに見立てられる。 思い出すのは『源氏物語』に描写されるような王朝の人々の衣装だ。「十二単」という言葉があるように、当時は重ね着スタイルで、その配色には、四季の風情が取り入れられていた。表地と裏地の色の組み合わせや、衣服数枚を重ねた場合の袖先、襟元、裾に見られる複数の色に、「 紅こう梅ばい襲がさね(重)」や「初紅葉」などの名前をつけ、色合いから名歌を思い起こすなど、知的な遊戯を楽しんでいたのである。この「かさね(襲・重ね)の色いろ目め」(衣服の色使い)を思わせる美意識が、ようかんにも受け継がれているのだ。 水の宿やどり 水の宿 夏には、小川のせせらぎや海辺の波音で涼を感じたり、打ち水で暑さをやわらげたりと、水がやすらぎを与えてくれる。「水の宿」は、白道明寺羹と青琥珀羹で流水を表現。陽に照らされ、きらめく渚や泉を思わせる。 素材や製法をいかした見立てもある。道どう明みょう寺じ羹かん(もち米を加工した道明寺粉と寒天をあわせたもの)で野山を彩る花や降りしきる雪を、琥こ珀はく羹かん(煮溶かした寒天に砂糖を加え、固めたもの)で月の光や涼やかな水を思わせるという具合だ。これらとようかんを組み合わせることによって、桜が満開の山やきらめく流水など、多様な景色を表すことができる。 ここで紹介する四季のようかんはほんの一部に過ぎない。デザインは無限にあり、日本人が愛してやまない自然の美しさに思いを馳せながら、折々にぜひ味わっていただきたい。 【お読みいただく際に】 本書『ようかん』は、【見る】ページ(写真満載のカラー48頁)と【読む】ページに分かれております。この「試し読み」では、冒頭の【見る】ページから、「はじめに」と「Ⅰ ようかんって素敵だ!」の冒頭部分をご紹介いたします。さらに続く多種多様ぶりを、本書でお楽しみください。なお、掲載の虎屋商品は通常商品だけでなく、期間限定品や終売品、非売品も含まれるのでご注意ください。(写真提供、虎屋) 送料の目安[20]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
「玉音」放送の歴史学 -八月一五日をめぐる権威と権力-/ 岩田重則
¥2,640
四六判 300ページ 【版元サイトから】天皇の大恩か、権力の発動か 日本の近現代史のなかでもっとも有名なラジオ放送。ここで流された昭和天皇の声がアジア太平洋戦争終結を国民に告げた。この放送はなぜ必要だったのか。「御前」会議や原爆にかかわるメディアの報道、当時の人びとの肉声にいたるまでさまざまな文献資料を詳細にひもとくと、明治憲法体制における天皇とはいかなる存在か、そして「玉音」放送とはいったい何だったのかが明らかになる。これまで触れられてこなかった日本近代史の核心に迫る画期的著作。 [目次] はじめに 「聖断」と「玉音」放送の権力発動 権威による権力発動の隠蔽 明治維新と、「聖断」と「玉音」放送 第1章 天皇の権威と権力 第2章 戦争終結派の「国体護持」と昭和天皇「御親政」 第3章 皇居「正殿」全焼と「三種の神器」 第4章 「新型爆弾」と「原子爆弾」 第5章 ポツダム宣言受諾決定と「皇室は絶対問題也」 第6章 セットになった「国体護持」と「原子爆弾」 第7章 ポツダム宣言受諾「詔書」と「玉音」放送の演出 第8章 ポツダム宣言受諾「詔書」と「内閣告諭号外」を‟読む” 第9章 ラジオと新聞が誘導する「国体護持」 第10章 新聞が誘導する昭和天皇への懺悔と「国体護持」 第11章 「原子爆弾」報道の全面解禁 第12章 情報漏洩とうわさ話拡散 第13章 「御前」会議とは? 第14章 一億総懺悔とは? むすび あとがき 参考文献 人名索引 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[50]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
知里幸惠 日記・書簡集/知里幸惠
¥1,430
文庫 400ページ 【版元サイトから】彼女は『アイヌ神謡集』を残し、19歳でこの世を去った アイヌとして初めてカムイユカ(ラ)を文字に表した『アイヌ神謡集』の著・訳・編者、知里幸惠。彼女は、病に倒れ19歳で世を去るまでに、多くの日記や手紙を残した。そこに記されるのはアイヌ語を伝える使命と向き合い、家族を案じながら生きた一人の女性の姿。「私は書かねばならぬ、知れる限りを、生の限りを、書かねばならぬ」。筆に命をかけた、秀逸な日記・手紙文学である。初公開の資料を含む、執筆記録の決定版。解説/石村博子 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください