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漁民の芸術1 三浦半島の漁撈用具より
¥1,430
A5 70ページ 【版元サイトから】――民具から辿る海辺の郷土史 2023.10 神奈川の横須賀市自然・人文博物館が所蔵する漁撈用具(文化財)から、三浦半島の海辺の郷土史を辿る一冊です。 カラー写真や解説のほか、地元の元鮮魚店主や博物館学芸員へのインタビュー等も収録。 人と海が織り成す文化に触れる、きっかけとなれば幸いです。 編集 執筆 モリナヲ弥(サンズイ舎)
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柳田国男自伝 故郷七十年・拾遺・補遺/柳田国男 、校注:石井 正己
¥2,046
文庫判 768ページ 【版元サイトから】生まれ育った家と家族、離れた故郷、読書遍歴と交友録、そして日本民俗学の歩み。「若い世代の人たち」のためにと談話筆記された「故郷七十年」「拾遺」に加え、その豊かな知的交流を物語る「補遺」24編を新たに収録。地図・系図・写真とともに、詳細な注を付した決定版。 送料の目安[不可]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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京都出町のエスノグラフィ -ミセノマの商世界- /有馬恵子
¥4,620
四六判 454ページ グローバル資本主義経済の末端で、小規模店舗はいずれ消滅すると考えられてきた。しかし本当にそうだろうか? 京都市北部の出町とよばれる「まち」で、店が営まれる空間(店の間:ミセノマ)をのぞき込んでみると、そこでは新しい試みが生まれ、人々が入り込み、まちは常に変化し続けている。 老舗の呉服店、流しの焼きいも屋、駅前のシェアサイクル……半径2kmから描きだされる濃密なフィールドワークから、まちのざわめきと響きあう声が聞こえてくる。 第1部 滅びゆくとされたものたちの思想に向けて 序章 ミセノマのアンサンブル 1 ミセノマと市場 2 通りとミセノマ 3 まちとミセノマ 4 商世界〈バザール・ワールド〉とミセノマ 1章 店、まち、アートのトリロジー 1 「滅びゆく店」「衰退するまち」という視点の再検討 1-1 自営業の両義性 1-2 まちのスキマとスキマ層 1-3 スポンジ化する都市 2 〈ミセノマのアート〉というパースペクティブ 2-1 空き間と空き家 2-2 クラブ的なミセノマとバザール的なまち 2-3 手で生みだされるものとしてのアートと社会的転回の時代における店 3 本書の目的と方法、対象と構成 3-1 目的と課題、方法 3-2 対象 3-3 構成 第2部 出町の誕生 2章 市場と工場 1 御土居と桝形 2 近代都市化とせめぎあい 2-1 米騒動と出町 2-2 闇市と出町 3 近代化と工業化 3-1 工場街と労働者 3-2 鐘淵紡績京都工場 3章 店を生き抜く——闘争から祭りへ 1 転換点 2 一九七〇年代 衝突——スーパー反対闘争 2-1 商店街の誕生と路上から消えゆく行商人 2-2 日本で最もスーパーの出店が難しいまち 2-3 出町と学生、若者文化 3 一九八〇年代 融合と分離――祭りの誕生と終焉 3-1 「出町広場」という祭りの誕生 3-2 祭りの終焉 3-3 生業の危機 4 一九九〇年代 アメとムチ——大店法の緩和とその見返り 4章 まちの物語とその書き換え 1 二〇〇〇年代 まちの物語——鴨川デルタ、神輿、鯖街道 1-1 まちづくりの流行と大学・専門家との協働 1-2 鴨川公園整備計画とワークショップ 1-3 まちづくりと喫茶店 1-4 伝統の神輿の復活 1-5 鯖街道——新しい伝統の物語 2 二〇一〇年代——まちのスポンジ化 2-1 商店街の衰退とスポンジ化 2-2 工場の撤退とまちのスポンジ化 Intermission ヒエログリフを読みほごす 第3部 出町のエスノグラフィ 5章 のれんを守る 1 呉服店 1-1 出町の呉服店 1-2 呉服店の商い 2 乾物店 2-1 出町の乾物店 2-2 店を支える 3 のれんとミセノマのスキマ 3-1 ミセノマのアンビバレンツ 3-2 ミセノマと老舗 6章 新しいのれん 1 KYOTOGRAPHIE 1-1 スキマを利用する 1-2 軒先に集う 1-3 まちにのれんを掛ける 1-4 商店街の日常的芸術実践 2 出町座 2-1 地域に密着した映画文化の復活 2-2 コロナ禍と映画館 2-3 出町座のカフェ 3 のれんとまちのスキマ 3-1 地と図 3-2 ARTとartが隣りあう 7章 穴場を形成する 1 駅前のシェアサイクル店 1-1 仕事場の獲得 1-2 穴場の発見——朽ち果てた建物 1-3 大家の困難 1-4 ママチャリの共有に見るクラフツマンシップと日常自転車文化 2 まちの喫茶店 2-1 喫茶you&me 2-2 新しくつくった古い喫茶店 2-3 「サキョウク的」コミュニティとリネン族 3 穴場とスキマの生態系 3-1 アーバントライブと交差性 3-2 遅れ、離脱、穴場 3-3 ニッチなアートと穴場の形成 8章 スキマに入り込む 1 喫茶店の間借り 1-1 コラボからの独立 1-2 シェアのシェア 2 倉庫を間借りした喫茶店 2-1 スーパーの倉庫を間借りする 2-2 コーヒー豆を選る 2-3 気遣いと承認 3 軒先の焼きいも屋 3-1 喫茶店と焼きいも 3-2 焼きいも屋のフロントヤードとバックヤード 4 受け継がれる技芸とまちのスキマ 4-1 ミセノマを可能にするための互酬関係 4-2 まちのスキマを耕す 9章 路上のミセノマで 1 ローカルな法解釈と地域のインフォーマルなルールの間で 2 流し売りの焼きいも屋 2-1 焼きいも屋を引き継ぐ 2-2 流し売りの技芸 2-3 物語のリメイク 3 路上の八百屋 3-1 出町のテキ屋と路上販売 3-2 八百屋が取り持つ共生関係 3-3 テキ屋と商店主、商店街組合の敵対関係と共生関係 3-4 路上を分かちあう——アルバイトの流儀 4 絡まりあう協働性と敵対性 4-1 路上を棲み分ける 4-2 アルバイトとクラブ 4-3 商人の野生 10章 まちの閾のあいだで——協働、敵対、黙認、撤退 1 路上をめぐる狡知と配慮 1-1 路上の賑わいと音 1-2 暗黙の共生関係 1-3 参入と撤退 2 ラストサムライ 2-1 「ジョー岡田」 2-2 ミセノマでのエキシビション 2-3 イカサマと婆娑羅 3 見世の間とバザール 11章 絡まりあう力としてのアート 1 魔力と通力 1-1 切麻を撒く 1-2 心の大文字 1-3 アートと力 2 見通す力と引き剥がす力 2-1 通力の交換と消滅 2-2 冬に思う夏の出町 3 間隙を縫う 3-1 書き換えと螺旋運動 3-2 打ち破る力としての破壊と、穴を穿つ力としての創造 3-3 互いの息の根をとめない 4 タンジブルなものとその力 終章 ミセノマのポリフォニー 1 ミセノマとまちのスキマで 1-1 「まち」からのパースペクティブ 1-2 「ミセノマ」からのパースペクティブ 1-3 「路上」からのパースペクティブ 1-4 穴とスキマの生態系 1-5 エピメテウスの挽回 2 ミセノマのスキマと余白 2-1 ミセノマとクラブ 2-2 バザールのスキマ、ミセノマの余白 2-3 ミセノマの商世界 3 重なりあうパルス おわりに 泡沫の栖 Epilogue 偶然のポリフォニー 送料の目安[不可]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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柳田国男と民俗学の近代 奥能登のアエノコトの二十世紀 /菊地暁
¥1,925
文庫 412ページ 【版元サイトから】「民間の新嘗祭」と呼ばれる奥能登のアエノコト。稲作民族の原点を伝えるとされるその姿は、じつは、激変する戦後日本の中で柳田国男とその門下たちによって「発見」されたものだった。フィールドとテクストに働く政治と修辞を徹底的に読み解き、アエノコトを「二十世紀の物語」として再考する。 序 章 奇妙な懸隔――柳田/民俗学というアポリア 第一章 闘争の場としての民俗文化財――宮本馨太郎と祝宮静の民俗資料保護 はじめに――民俗/学の再想像 一 起源としてのアチック 二 「民俗資料」の独立 三 民俗資料緊急調査の波紋 四 民俗文化財研究協議会の軌跡 おわりにかえて――そして「民俗文化」は「財」になる 第二章 あえのことのこと――小寺廉吉と四柳嘉孝の民俗調査 はじめに――ある儀礼像の創出 一 放浪の研究者――小寺廉吉の若山村調査 二 饗応の祭典――『歳時習俗語彙』から『山宮考』ヘ 三 分布と形態――四柳嘉孝のアエノコト調査 四 稲の産屋――にひなめ研究会と九学会連合能登調査 おわりにかえて――「民間の新嘗祭」の誕生 第三章 民俗と写真のあいだ――芳賀日出男と民俗写真 はじめに――民俗写真というプロブレマティック 一 写真家の民俗/民俗学者の写真 二 演出の否定――柳田国男の写真観 三 六枚目の写真――野本家のアエノコト 四 『田の神』へ至る道――芳賀日出男のアエノコト おわりにかえて――再び、民俗写真というプロブレマティック 第四章 農の心の現在――原田正彰とあえのこと保存会 はじめに――「文化の客体化」論再考 一 国指定重要無形民俗文化財――保存会設立まで 二 埋め込まれる太陽神――原田正彰の記述と調査 三 観光化の「希望」と「挫折」――植物公園のアエノコト実演 四 能登を越える――江戸村と国立歴史民俗博物館 五 伝承する現在――梅勝二さんと中谷省一さん おわりにかえて――それぞれのアエノコト 終 章 エスノグラフィック ノ セカイ 文献一覧 あとがき 岩波現代文庫版へのあとがき 解 説 索 引 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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風の人 宮本常一/佐田尾信作
¥2,200
A5判 196ページ 【版元サイトから】旅する民俗学者をめぐる人と時代の物語。中国新聞連載「生誕百年 宮本常一という世界」を改題、大幅加筆。赤坂憲雄(東北芸術工科大学東北文化研究センター所長)、稲垣尚友(竹大工・作家)、大矢内生気(全国離島振興協議会総務部長)ら7人へのロングインタビュウ収録。 送料の目安[40]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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宮本常一と民俗学/森本孝
¥2,750
日本の伝記 知のパイオニア シリーズ A5・176ページ 玉川大学出版部 宮本常一の研究だけでなく、人物をも最も知っているといえる著者による一冊。 【版元サイトから】民俗学者・宮本常一は全国の農山漁村を歩いてまわり、古老たちの体験話を聞き記録しました。宮本の生涯を自分のことばで語ります。 送料の目安[60]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください