通信販売
・こもれび書店では貸棚以外に、独自に選書した新刊も販売しています。古書はスタッフの書庫から放出したものです。
・店頭・在庫にないものは、お取り寄せもご相談ください。書名、出版社名を店頭、または問い合わせフォームでお知らせください。
・通販品切れのものは再入荷おしらせボタンを押しておいていただくと、仕入れの参考になります。
「店頭受け取りで購入した商品を「発送」に変更する場合は、〈参加チケット〉から〈追加送料〉を選んで、決済してください(合計A4/3cm厚以内に限ります)
-
なんたってドーナツ: 美味しくて不思議な41の話 の話/早川茉莉 編
¥902
文庫判 288ページ 【版元サイトより】ハチミツを思わせるキツネ色に粉砂糖の白、匂い、サクサクとした歯触り、丸い形、ふくらみ、真ん中の穴、言葉の響き、ドーナツは幸せを運んできます。材料が乏しかった時代の手作りおやつ、朝食用のドーナツが段ボールでロビーに置かれるホテル、小さな教会の日曜学校が出合った初めて目にするお菓子、哲学的思考を呼び覚ます穴の存在—、多くのドーナツ好きが文章を寄せてくれました。 送料の目安[20]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
台湾偏愛旅のはじめかた/台湾小箱
¥1,500
A5 74ページ 台湾好きな3人〈台湾小箱〉1冊目 台湾のおすすめの場所やお店だけでなく、旅に計画のしかた、記録のしかたまで載っています たまちゃん監修の小冊子『ひとこと台湾華語』が付いています。台湾華語が読めなくても指差しして示したらいい、すぐれものです 送料の目安[25]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
台湾 甘味と喫茶をめぐる旅/台湾小箱
¥2,200
A5 105ページ 台湾好きな3人〈台湾小箱〉2冊目の本ができました 台湾旅の中でめぐり逢った甘味店、リノベカフェをぎゅっと詰め込みました。 今回もたまちゃん監修の小冊子『ひとこと台湾華語』が付いています 送料の目安[25]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
セット:食から知るイギリス
¥5,874
SOLD OUT
おすすめ理由や豆知識などを書いたペーパー付き! 『増補改訂 イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 伝統からモダンまで、知っておきたい英国菓子135選』羽根則子 新たに30種類以上を加え、より多くのイギリス菓子について案内するのが、本書『増補改訂 イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方』です。 シュガークラフトやフードイベント、プディングの定義、フリー食品といったイギリスならではの菓子にまつわるエピソード、フランスやアメリカなど、ほかの国の菓子との関連についても言及し、イギリス菓子をテーマとした読み物としても楽しめます。 英国菓子文化を網羅したこの1冊は、イギリスや食に興味のある方も深く頷ける、イギリス菓子本の決定版です。 単品購入https://komorebibook.theshop.jp/items/114137340 『舌の上の階級闘争 「イギリス」を料理する』コモナーズ・キッチン パン屋と農家と大学教授の3人によるコレクティブ「コモナーズ・キッチン」が、料理を作って、食べて、考える! ベイクドビーンズ フィッシュ&チップス イングリッシュブレックファスト マーマレード ローストビーフ キュウリのサンドウィッチ …料理ごとに章立てされた12の食エッセイに、それぞれのレシピも収録。 まさに定番中の定番といえるイギリス料理の、歴史や文化的な背景を掘り下げながら、実際に作って食べてみることで、「階級」や「貧富の差」により分断された社会の現実を胃袋から思い知る! 単品購入https://komorebibook.theshop.jp/items/93746078 『砂糖の世界史』 川北稔 茶や綿織物とならぶ「世界商品」砂糖.この,甘くて白くて誰もが好むひとつのモノにスポットをあて,近代以降の世界史の流れをダイナミックに描く.大航海時代,植民地,プランテーション,奴隷制度,三角貿易,産業革命―教科書に出てくる用語が相互につながって,いきいきと動き出すかのよう.世界史Aを学ぶ人は必読! 単品購入https://komorebibook.theshop.jp/items/114137585 送料の目安[120]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
にほんの肉じゃが 世界の肉じゃが
¥1,760
A5判 192ページ 【版元サイトより】【100年前、日本に肉じゃがは存在しなかった…!】 “おふくろの味”の代表格として、日本人にとって最も親しみのある家庭料理ともいえる「肉じゃが」。 しかしその歴史を紐解いてみたら、登場から60年ほどしか経っていませんでした。 本書は、時代によるレシピの変遷をはじめ、文化的な背景との関連、さらには世界中で食べられている肉じゃがまでを、作家で生活史研究家の阿古真理が文献を徹底的に調べ、レシピとともにご紹介します。 日本最古の肉じゃがはどんなものなのか、そして海外ではどんな肉じゃがが食べられているのでしょうか。 肉じゃが文化論と実用レシピが融合した前代未聞、「肉じゃがだけ」の1冊です。 ぜひ、その目と舌でお確かめください! 送料の目安[40]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください"
-
中華料理の文化史/張競
¥902
SOLD OUT
文庫 288ページ 【版元サイトから】フカヒレの歴史はせいぜい三百年、北京ダックはたかだか百年あまり。ではそれ以前の中華料理とはどのようなものだったのか?主要穀物やマナーの変化、外食業の誕生、好まれる肉の移り変わり、異民族との交流による料理法の変貌―さまざまな観点から描き出される「中華料理」の姿。孔子の食卓から加速度的に進化する現代の料理までを駆け巡る芳醇な中国文化史。 序章 変わる中華料理 第1章 孔子の食卓―春秋戦国時代 第2章 ラーメンの年輪―漢代 第3章 食卓のビッグバン―魏晋・六朝時代 第4章 犬肉を食うべきか食わざるべきか―隋唐時代 第5章 羊肉VS豚肉―宋代 第6章 箸よ、おまえもか―宋元時代 第7章 ああ、フカヒレ―明清時代 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
作家と珈琲/ 平凡社編集部 編
¥2,090
B6変形 288ページ 【版元サイトから】毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう52編。 【収録作品(掲載順)】 1 珈琲のある風景 茨木のり子 食卓に珈琲の匂い流れ 小沼丹 珈琲の木 獅子文六 『可否道』を終えて 寺田寅彦 コーヒー哲学序説 北原白秋 六月 有吉玉青 緑の珈琲 原田宗典 モーニングコーヒー余話 中村好文 カフェオレ ボウル 2 珈琲一杯の時間 串田孫一 山旅と珈琲 片岡義男 タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。 長田弘 コーヒー屋で馬に出会った朝の話 水木しげる ある一日 しりあがり寿 ジブン的コーヒー史三つの時代。 渡辺貞夫 開け放したドアから聞こえてくるジャズに憧れた。 吉井勇 珈琲の歌 永田耕衣 珈琲の句 3 喫茶店よ永遠に 植草甚一 喫茶店で本を読んでいるかい 赤川次郎 コーヒー色の回想。 沼田元氣 純喫茶愛50カ条 小田島雄志 喫茶店人生 曽我部恵一 「コーヒーと恋愛」 田河水泡 『のらくろ喫茶店』より 鷲田清一×木村衣有子 「平熱」としての京都の喫茶店 織田作之助 大阪の憂鬱 萩原朔太郎 喫茶店にて 今和次郎/吉田謙吉 銀座のカフェー女給さん服装 佐藤春夫 芝公園から銀座へ 古川緑波 甘話休題 広津和郎 正宗白鳥と珈琲 4 わたしの珈琲作法 安岡章太郎 〈コーヒー道〉のウラおもて 池波正太郎 下町の〔コーヒー〕 永井荷風 砂糖 花森安治 コーヒーのふしぎ 石井好子 どんぶりで飲む、キャフェ・オ・レ 別役実 コーヒー 珈琲 平岩弓枝 珈琲と私 多和田葉子 ゆずる物腰ものほしげ 村田沙耶香 タイムスリップコーヒー 吉田戦車 ああ、豆の持ちこみ 土屋賢二 コーヒーの魅力を捨ててきた。 十文字美信 珈琲 『現代礼儀作法図説』より 珈琲のすすめ方/珈琲の飲み方 5 珈琲見聞録 シーボルト(斎藤信訳)「小倉から下関への渡航と下関滞在」より 夏目漱石 珈琲店、酒肆及び倶楽部 人見一太郎 巴里の珈琲店 勝本清一郎 カフェー 斎藤茂吉 カフエ・ミネルワ 林芙美子 「巴里日記」より 片山廣子 コーヒー五千円 日高敏隆 フランス家族の中の九カ月 高山なおみ ネスカフェ 石川直樹 エチオピアのワイルドコーヒー 送料の目安[50]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
ずっしり、あんこ/池波正太郎 、 平松洋子ほか
¥935
文庫 224ページ 【版元サイトから】ずっしりとした掌の重みは、おいしさの証──おはぎ、おしるこ、ぜんざい、羊羹、たい焼き、草餅、桜餅、だんご。「あんこ」愛あふれる39篇! 「こし」か「つぶ」、あなたはどっち? 【もくじ】 池波正太郎 粟ぜんざい 平松洋子 再会の味 芥川龍之介 しるこ 久保田万太郎 甘いものゝ話(抄) 小島政二郎 鶴屋のお菓子 戸板康二 ギリシャの神 重金敦之 「羽二重団子」で日本酒を飲む 井上靖 あんころ 北尾トロ 夜明け前、赤福を買いに 村松友視 追分羊羹の贅沢 上野千鶴子 和菓子 石牟礼道子 草餅 幸田文 菓子 吉屋信子 桜餅 手塚治虫 和菓子のかわいらしさ 青木玉 つぶれたおはぎ 武田花 お彼岸 筒井ともみ 気難しいおはぎ 辰巳芳子 手づくりの餡の魅力 酒井順子 あんこの立場 山本一力 銀行の汁粉 内田百閒 大手饅頭 外山滋比古 マンジュウの涙 安藤鶴夫 たいやき(抄) 吉本隆明 まんじゅうとあんこ 林家正蔵 ドラ焼き 増田れい子 川ぞいの町にて 深沢七郎 冬は今川焼きを売り夏は百姓 野中柊 餡ドーナツ 穂村弘 あんパン 竹中郁 あん 糸井重里 あんこは小宇宙だ。 東海林さだお 「こし」か「つぶ」か 荒俣宏 粒の神秘 林望 こしあんと私 宮沢章夫 あんこと、父権の死 塚本邦雄 小豆 中村汀女 菓子っ気春秋 岩本素白 菓子の譜 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
お土産の文化人類学 地域性と真正性をめぐって/鈴木美香子
¥2,640
SOLD OUT
四六判 200ページ 【版元サイトより】 東京ばな奈」は、なぜ東京土産の定番になれたのか? そして、なぜ菓子土産は日本中にあふれかえるようになったのか? 調査点数1073点、身近な謎に丹念な調査で挑む画期的研究。 日本人は旅行に行くと必ず菓子の土産を買って周囲に配る。しかし実はこれは、案外最近定着した振る舞いにすぎない。1970年~80年代を境に、土産はモノから食べ物中心へと劇的に変化した。なぜこれほどまで全国に似たような菓子土産があふれるようになったのか、そもそもなぜ土産を購入するのか。本書ではその問いをきっかけとして、日本における土産の歴史と現在を詳細な資料調査と、文化人類学の手法によって解き明かす。そこから見えてきたのは、交通網の発展に伴った大量生産、大量販売の時代から、国策も背景とした地元でしか作れない本物性へのこだわりへの転換だった。菓子土産についての初めての学術的研究が誕生。 送料の目安【50】
-
ようかん /虎屋文庫
¥2,530
A5判 160ページ 【版元サイトから】信長や家康がおもてなしに使い、明治以降は携帯・保存食として重宝されるなど様々に愛されてきた和菓子の雄。羊肉の汁物から現代の煉羊羹に至る変遷を、新説交えて綴る「ようかん全史」や、四季折々、多種多様さを魅せるカラー48頁、全国121の名物羊羹紹介まで。この一冊でようかんのすべて、500年の歴史を持つ虎屋がわかる。 目次 書誌情報 読み仮名 ヨウカン 装幀 「夜の梅」広瀬達郎(新潮社写真部)/カバー写真、島田隆/ブックデザイン 発行形態 書籍 判型 A5判 頁数 160ページ ISBN 978-4-10-352951-4 C-CODE 0076 ジャンル 暮らし・健康・料理 定価 2,530円 書評『ようかん』試し読み著者プロフィール感想を送る 書評 最強のマリアージュが生まれた 橋本麻里 子供の頃から甘いものが好きで、という思い出を楽しそうに語る方々は、私から見れば「銀の匙をくわえて生まれてきたスイーツエリート」だ。甘いものが苦手で、おやつといえば果物と煎餅、という時代を経て、憧れ(?)の和菓子を美味しく食べられるようになったのは、20歳も過ぎてからのこと。私にとって甘味は、ただ夢中で味わうものではなく、「分析的に食し、素材や製法、文化的背景まで理解してはじめて美味しいと結論づけられる」対象らしい。 そういう意味で、和菓子の象徴であるようかんは、ただ食べるだけでなく、その起源と変遷、製法、地域差にいたるまで、探求し語り尽くすに足る対象であり、最古にして最高峰の菓子商の膝下にあって、膨大な史料と専門の研究員を擁する虎屋文庫以上に、その任にふさわしい者はいない。そう、ようかん×虎屋文庫という最強のマリアージュによって生まれたのが、本書なのだ。 道明寺羹(もち米を加工した道明寺粉と寒天を合わせたもの)や琥珀羹(煮溶かした寒天に砂糖を加えて固めたもの)を駆使し、水や光をイメージさせるようかんのバリエーションや、江戸時代に描かれた菓子見本帳の色鮮やかな絵図など、黒くて四角くて小豆の味で……というようかんへの先入観を払拭するビジュアルは、もちろん見どころのひとつ。だが私たちの「ようかん」観を本当に塗り替えてしまうのは、ようかんの歴史を、史料をもとに精密に検証しつつも空白部分を推理で埋め、ようかん成立の過程を追う「ようかん全史」の章なのだ。 中国の料理である羊肉の羹(汁物)を、日本人留学僧が点心(食間に摂る軽食)のひとつとして故国へ伝えたものがルーツだから「羊羹」。それが日本の禅宗寺院で精進料理に変じ、やがて菓子へ、とはようかんの起源話として必ず引かれるエピソード。それにしても現代の我々が親しんでいるようかん(=煉りようかん。小豆の粉・砂糖を寒天で煉りかためたもの)と、羊肉の汁物とでは、あまりにかけ離れているのではないか。一方、上生菓子の生地として欠かせない「こなし」(あんに小麦粉と寒梅粉を加えて蒸し、砂糖を加えながら手でもみこんだもの)を、虎屋ではなぜか「羊羹製」と呼ぶ。こなしと煉りようかんでは製法がまったく異なるのに、なぜそう呼び習わしてきたのか。 本書を読む以前から、私の中にもようかんをめぐる疑問がいくつもあった。それが中世の武家の饗宴や茶会記の、ていねいな検証の記述をたどるうちに、あるものは解かれ、あるものは新たな疑問を呼び起こし、これまでとは異なるようかんの、いや和菓子の歴史の鳥瞰図が、ぼんやりと姿を現し始めてくるのだ。 ミステリーのネタばれのようなものなので、核心部分への言及は遠慮しておこう。だが、それぞれの時代に「ようかん」と呼ばれた食べものがあり、その変遷の過程で試みられた多彩な製法や形態が、和菓子の歴史を豊かにしていったことは間違いない。いや、もしかすると、和菓子の歴史の根幹にようかんがある、とさえ言えるのかも。ここまでずっと、羊羹ではなく「ようかん」と書いてきたのは(本書のタイトルからしてそうなのだが)、そんなふうに長い時間の中で、味や姿を自在に変えてきた食べ物を、狭い定義の中に押し込めたくないからだ。 保守本流の和菓子。「あたかも室内の暗黒が一箇の甘い塊になって」、と谷崎潤一郎が『陰翳礼讃』に書いた、これ以上変えるところのない、完璧な――完成され尽くしたように思える食べ物。だが、それすらいずれまた、必ず変化する。ようかんは未来に対して開かれている、と確信できる。 過去を学ぶことは、豊饒な未来を描くことにつながる。優れた歴史書は必ずそんなふうに、読者を未来へ向き合わせてくれるものだが、本書もようかんの過去から現在を緻密にたどることで、ようかんの未来を予言しているように思えるのだ。 (はしもと・まり ライター・編集者) 波 2019年11月号より 単行本刊行時掲載 もっと見る 『ようかん』試し読み はじめに 日本人が長らく愛してきた和菓子の代表、それが「ようかん」だ。 あずき色の直方体のものを多くの人が思い浮かべるだろうが、実は色も形も多種多様。主な材料にしても、小豆だけではなく、野菜や果物、各地の特産物を使ったものもある。その上、蒸したり、煉ったりと製法の違いもあり、調べれば調べるほど奥が深い。魅力的なようかんの世界を旅してみよう。 Ⅰ ようかんって素敵だ! 四季を伝える――花鳥風月をめでる喜び。色彩豊かに時節を表す虎屋のようかんをご紹介。 藤の棚 藤の棚 紫色は、古くより高貴な色とされた。平安時代の貴族たちが花盛りの藤の下で、雅やかな宴を楽しむ様子は『源氏物語』にも見られる。「藤の棚」は緑の煉ようかんと、白、紫の道明寺羹で、藤棚に房をなして咲き誇る花を意匠化している。 意外に思われるかもしれないが、ようかんには季節を映すものがある。たとえば、春は桜、夏は海、秋は紅葉、冬は雪といった自然風物が題材になり、「桜の里」「水の宿やどり」など、日本語の奥深さを感じさせる名前(菓か銘めい)がつけられる。 表現として、桜や楓、月など、わかりやすいモチーフを断面に見せるようかんもあるが、ここで注目したいのは一見何を表しているかわからないような抽象的なもの。 楽しみ方のキーワードになるのが、「見立て」だ。見立てとは、あるものを、共通点をもつ別のものになぞらえること。わかりやすい例では、日本庭園があげられるだろう。白砂を水の流れ、池を海と見なすなど、想像力を使って鑑賞する。 ようかんの場合は色が重要といえ、紅は花、黄は月、緑は若草、白は雪などに見立てられる。 思い出すのは『源氏物語』に描写されるような王朝の人々の衣装だ。「十二単」という言葉があるように、当時は重ね着スタイルで、その配色には、四季の風情が取り入れられていた。表地と裏地の色の組み合わせや、衣服数枚を重ねた場合の袖先、襟元、裾に見られる複数の色に、「 紅こう梅ばい襲がさね(重)」や「初紅葉」などの名前をつけ、色合いから名歌を思い起こすなど、知的な遊戯を楽しんでいたのである。この「かさね(襲・重ね)の色いろ目め」(衣服の色使い)を思わせる美意識が、ようかんにも受け継がれているのだ。 水の宿やどり 水の宿 夏には、小川のせせらぎや海辺の波音で涼を感じたり、打ち水で暑さをやわらげたりと、水がやすらぎを与えてくれる。「水の宿」は、白道明寺羹と青琥珀羹で流水を表現。陽に照らされ、きらめく渚や泉を思わせる。 素材や製法をいかした見立てもある。道どう明みょう寺じ羹かん(もち米を加工した道明寺粉と寒天をあわせたもの)で野山を彩る花や降りしきる雪を、琥こ珀はく羹かん(煮溶かした寒天に砂糖を加え、固めたもの)で月の光や涼やかな水を思わせるという具合だ。これらとようかんを組み合わせることによって、桜が満開の山やきらめく流水など、多様な景色を表すことができる。 ここで紹介する四季のようかんはほんの一部に過ぎない。デザインは無限にあり、日本人が愛してやまない自然の美しさに思いを馳せながら、折々にぜひ味わっていただきたい。 【お読みいただく際に】 本書『ようかん』は、【見る】ページ(写真満載のカラー48頁)と【読む】ページに分かれております。この「試し読み」では、冒頭の【見る】ページから、「はじめに」と「Ⅰ ようかんって素敵だ!」の冒頭部分をご紹介いたします。さらに続く多種多様ぶりを、本書でお楽しみください。なお、掲載の虎屋商品は通常商品だけでなく、期間限定品や終売品、非売品も含まれるのでご注意ください。(写真提供、虎屋) 送料の目安[20]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
さんぺいの沖縄そばの歩きかた/さんぺい
¥1,980
A5変型 176ページ 【版元サイトから】すばじょーぐーになりたい!(大好きな沖縄そばをもっと好きになりたい!) 沖縄そばが大好きなひと みんなに読んで欲しい本が ついに出来ました! 365日沖縄そばを食べる! SNSやテレビでおなじみの 沖縄そば発信家・さんぺいが満を持して 沖縄そばの魅力を語る 待望のまるごと一冊「沖縄そば」の本! 県民とともに歩んだ沖縄そばの歴史・文化を うんちく・ゆんたく もっと知りたい! もっと伝えたい! すば初心者から すばじょーぐーまで 新しい味わいを発信します とっておきの沖縄そば屋の紹介はもちろんですが、 まず沖縄そばとはなにか、その歴史から現在の沖縄そば事情まで 美味しそうでそばマニアックなコラムが満載です。 ◎沖縄そばってなんだ ◎沖縄そばのすばらしき仲間たち ◎バック・トゥー・ザ・沖縄そば ◎もっとディープな沖縄そばの世界 ◎世界にとどけ!沖縄そば活のすすめ 送料の目安[50]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
おうちでうちなーごはん!/はやかわゆきこ
¥1,980
B5判 112ページ 【版元サイトから】イラストでわかりやすい、初めてでも作れる 「うちなーごはん」の基本が一冊に! 沖縄の太陽をいっぱいにあびてそだった 島野菜や海の幸は、からだにやさしい「くすいむん」。 自然の恵みに感謝して、つくられてきた毎日のごはんこそ、 知恵のつまった「ぬちぐすい」。 季節ごとの身近な食材を使った、「沖縄の家庭料理」うちなーごはんを、 もう一度、見直してみませんか。 夏・秋・冬・春、季節ごとの食材・レシピと オールカラーのイラストで、目にもおいしい一冊です。 送料の目安[30]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
mg. vol.1 珈琲をめぐる
¥500
A5 20ページ 【版元サイトから】文学部出身メンバーが、大人になって培ったさまざまな切り口でテーマについて思いをめぐらせるマガジン「mg」。 創刊号のテーマは「珈琲をめぐる」。珈琲がある物語をお楽しみください。 ◆mg vol.1 目次◆ *essay* 異国のカフェで アンニョン、アメリカーノ *colamn* 珈琲の沼のほとり おうち珈琲をたのしむ会 *novel* 保留コーヒーは誰の手に *essay* 思い出があふれだすカップはいかが? 福岡名物ぐるり、のマグカップ。 おすすめぐり
-
mg. vol.3 ケーキをめぐる
¥750
SOLD OUT
A5 28ページ 【版元サイトから】vol.3 テーマ「ケーキをめぐる」。 お祝いやご褒美など、ちょっと特別な時に食べる「ケーキ」。 今回はケーキを切り口に、思い出の中のケーキや、好きなケーキについてなどなど編集メンバーが思いをめぐらせます。 ◆mg vol.3 目次◆ *essay* ケーキの思い出は、いつも冷たい *essay* 青いケーキ皿 *essay* わたしのまちのケーキ屋さん *feature* 夏の午後、バームクーヘン *novel* レモンタルトは春の味 *essay* みんなのおさら おすすめぐり
-
mg. vol.6 からあげをめぐる
¥900
SOLD OUT
A5 44ページ 【版元サイトから】vol.6 からあげをめぐる からあげは食卓からお弁当から 口にする機会が多い食べ物のひとつ。 そういうものほど、じっくり思いをめぐらせることって少ない。 今回も、さまざまな角度からからあげをめぐってみました。 ◆mg vol.6 目次◆ COLUMN---------------------- からあげってどこからきたの? からあげへの苦手意識よさよなら ゆで卵をつくるようにからあげをつくる 台湾からあげの世界 NOBEL----------------------- あなたがおいしく感じる頃には ESSAY----------------------- からあげになる旅 三笠会館 骨付き鶏の唐揚げ REPORT----------------------- 大分県南からあげレポート NOBEL----------------------- からあげ食べておやすみ TANKA----------------------- anywhere おすすめぐり
-
mg. vol.7 さつまいもをめぐる
¥1,000
A5 52ページ 【版元サイトから】vol.7 さつまいもをめぐる 日本人にとって身近な野菜のひとつ、さつまいも。 じっくり考えてみたことはあるでしょうか。 mg.のメンバーがさつまいもについて思いをめぐらせたら、 ちょっと意外な中身に仕上がりました。 ほくほくほっこりおいしいさつまいもを片手にぜひお読みください。 ◆mg. vol.7 目次◆ COLUMN---------------------- 「さつまいもらしさ」を哲学するために 銘菓があるのかもしれない。 どれがすき?どーやってたべる? さつまいも食べ比べ大会 RECIPE---------------------- さつまいものベーコンチーズマフィンのレシピ ESSAY---------------------- かんそういものこと 春はみずわり ~芋焼酎草子~ COLUMN---------------------- レトロイモ版チャレンジ!! しずかちゃんからさつまいもを考える いも掘りのいもはさつまいも? じゃがいも? 〜北海道のさつまいも事情〜 NOBEL---------------------- 恋は焼きいもから おすすめぐり
-
mg. vol.2 カレーをめぐる
¥750
A5 32ページ vol.2 テーマ「カレーをめぐる」。 人生で必ず誰もが口にするカレー。 今回はそんなカレーを切り口に、おすすめのカレー店の紹介から、理想のカレー皿についてなどなど編集メンバーが思いをめぐらせます。 ◆mg vol.2 目次◆ *essay* カレーだけじゃない、スパイスの魅力 いつものクッキーに、ひと匙のスパイス *essay* 古本とカレーの街神保町にて ペルソナ *colamn* 東京カレースタンド七景 *column* カレーのちょっとしたお話 *novel* カレーはすれ違う *essay* ベストカレー皿を作る おすすめぐり
-
mg. vol.8 パイをめぐる
¥1,000
SOLD OUT
A5 58ページ 【版元サイトから】甘いもしょっぱいもおいしい 「パイ」について思いをめぐらせました。 アップルパイをはじめ、まだ知らぬパイの世界をご堪能ください。 -------------------------------------- ESSAY -------------------------------------- ・春と、ポワッソンダブリル ・ふたりのアンナミラーズのチェリーパイ ・チョコパイとわたし ・おはなしのなかのパイのはなし -------------------------------------- COLUMN -------------------------------------- ・めくるめくパイの世界 ・中華パイの世界へようこそ! 我们喜欢酥! ・あなたの街でも買える アップルパイ集めました -------------------------------------- GUEST ESSAY -------------------------------------- ・アメリカン・パイ -------------------------------------- TANKA -------------------------------------- ・パイ短歌 -------------------------------------- PORCELARTS -------------------------------------- ・ガレット・デ・ロワとフェーヴ -------------------------------------- NOBEL -------------------------------------- ・〜平らかな食卓〜 また会えたね、ミルフィーユ ・Pie In The Sky -------------------------------------- REPORT -------------------------------------- 子連れ日帰りで行く! 長野アップルパイめぐり おすすめぐり 送料の目安[15]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
mg. vol.5 ドーナツをめぐる
¥900
A5 40ページ 【版元サイトから】vol.5 テーマ「ドーナツをめぐる」。 おやつの代表格とも言えるドーナツ。 それは、昔からずっと知っているはずなのに知らない面がたくさんある、 ちょっと不思議な食べ物でした。 ◆mg vol.5 目次◆ *column* mg.donut ドーナツを身に纏う *my favorite shop* クリクリおめめがチャームポイント 八王子♯NO NAME 042のドーナツ *column* In search of doughnuts. 美味しいドーナツを求めて *nobel* 待ち合わせはドーナツの端で *essay* 私とミスド *column 妄想ドーナツ屋さん *nobel* 白昼夢 おすすめぐり 奥付、メンバーリスト 送料の目安[15]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
mg. vol.10 ふたたび珈琲をめぐる
¥1,000
SOLD OUT
A5 69ページ 【版元サイトから】 食べものをテーマに思いをめぐらせるmg.の10冊目は、 初心にかえって珈琲をふたたび見つめます。 珈琲好きも珈琲嫌いもいるメンバーの企画をどうぞお楽しみください。 ふたたび珈琲をめぐる 目次 NOBEL 保留コーヒーは誰がために ESSAY 甘いパンとミルクコーヒー SPECIAL CONTENTS わたしとコーヒーのこと ESSAY 珈琲語りたがり COLUMN コーヒーオンチのデカフェモーニング COLUMN リキッドコーヒーばかり飲んでます GUEST COLUMN コーヒー&ホニャララ COLUMN MY BELOVED COFFEE CUP COLUMN 三つの街をめぐるコーヒーマグ COLUMN コーヒーリキュールであそぶ ESSAY アウェイな公園と、家のコーヒー おすすめぐり コーヒーがあるお気に入りの場所 NOBEL 心、凪ぐ 送料の目安[20]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
増補改訂 イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方 伝統からモダンまで、知っておきたい英国菓子135選/羽根則子
¥2,970
A5変型判 304ページ 【版元サイトから】伝統からモダン、地方から家庭まで135種類を網羅した、イギリス菓子の決定版! 2015年3月に刊行した『イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方』は、ビスケットやスコーンなど、日本でもなじみのあるものをはじめ、郷土菓子や伝統菓子、はたまた近年一大産業とまでなったフェアリー・ケーキ(カップケーキ)まで、104種のイギリスで親しまれている菓子について、その由来や背景にあるストーリーをレシピとともに紹介した1冊。 実際に作ってみたい方のためにレシピも併記しました。 今回新たに30種類以上を加え、より多くのイギリス菓子について案内するのが、本書『増補改訂 イギリス菓子図鑑 お菓子の由来と作り方』です。 シュガークラフトやフードイベント、プディングの定義、フリー食品といったイギリスならではの菓子にまつわるエピソード、フランスやアメリカなど、ほかの国の菓子との関連についても言及し、イギリス菓子をテーマとした読み物としても楽しめます。 英国菓子文化を網羅したこの1冊は、イギリスや食に興味のある方も深く頷ける、イギリス菓子本の決定版です。 送料の目安[60]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
食文化からアフリカを知るための65章/藤本武 ・八塚春名・桐越仁美 編著
¥2,200
四六判 416ページ 【版元サイトから】森の奥地から都市の食卓まで――アフリカの食文化を通して見えてくる人びとの暮らしと社会。伝統料理や食材、調理法、食習慣をめぐる65の多彩なエピソードを通じて、大陸の豊かさと複雑さにふれる一冊。食から世界をひもとく、新たなアフリカ入門。 送料の目安[50]: ゆうパケットまたはネコポス(A4/3cm)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
泡盛のかざ 古酒の響き テイスティング、甕選び、仕次ぎ 古酒づくりの秘訣学べます/照屋充子
¥1,980
四六判160ページ 【版元サイトから】「琉球泡盛」ユネスコ無形文化遺産登録 決定 待望の甕古酒づくりの実用書 泡盛愛に満ちた一冊 ※「かざ」とは「香り・フレーバー」のこと ・泡盛仕次古酒・秘蔵酒コンクールから学んだこと ・仕次ぎとSDGs・泡盛のテイスティング方法 ・甕の蒸散について ・移り香に注意 ・長期貯蔵と瓶の蓋王冠 ・荒焼甕・響きの見える化 ■六〇〇年の歴史を有する伝統的名酒泡盛の仕次ぎ文化、個性的な酒器や料理とのペアリングなど、泡盛を愛好している方はもとより、少々泡盛は苦手という方もふくめて、一人でも多くの方々に知っていただき、世界に誇る沖縄の文化である泡盛の魅力を、後世につなげていただければ幸いに存じます。 「あとがき」より 送料の目安[45]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
-
沖縄黒糖の未来をデザインする うちなーんちゅ200名に聞いた沖縄黒糖物語/中尾治彦・角 直樹
¥3,080
A5判 192ページ 【版元サイトから】沖縄黒糖の秘めた魅力を、歴史、文化、独特の味わいから検証し、新たな未来戦略を提示する、〈黒糖愛〉が詰まった〈ぬちぐすい〉の書。黒糖業界はもとより黒糖愛好家や黒糖を使った新たな製品、レシピの開発などに役に立つ、一冊まるごと黒糖の本! 沖縄黒糖の深い魅力と新たな可能性が分かります。おいしいだけじゃない、沖縄黒糖の真価に迫る一冊です。 青山志穂 氏(日本ソルトコーディネーター協会代表理事)推薦 沖縄黒糖の秘めた魅力を、歴史、文化、独特の味わいから検証し、新たな未来戦略を提示する〈黒糖愛〉が詰まった〈ぬちぐすい〉の書。黒糖の価値として、おいしさ、健康機能、社会的意義の3点に整理し、歴史書、論文等文献調査だけではなく、各方面への取材、黒糖を用いた様々な調理実験を行い、また生活者調査147名、ヒアリング対象者約70名、総計200名以上の方に意識・実態を調査した。「沖縄黒糖の歴史」「おいしさ」「健康機能」「社会的意義」そして「日本人の黒糖消費量をもっと増やすための戦略」を具体的に述べていく。本書の目的は「黒糖をもっと世の中に広め消費を拡大するための様々な提案をする」ことです。 送料の目安[40]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
