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動物たちは何をしゃべっているのか?/山極 寿一、鈴木 俊貴
¥1,870
四六判 224ページ 【版元サイトから】つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。 ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。 例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。 動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラになりたくてシジュウカラの言葉を解明した気鋭の研究者・鈴木俊貴と、ゴリラになりたくて群れの中で過ごした霊長類学者にして京大前総長の山極寿一が、最新の知見をこれでもかと語り合う。 話はヒトの言葉の起源、ヒトという生物の特徴、そして現代社会批評へと及ぶ。 そして、その果てに見えたヒトの本質とは!? ■内容紹介■ Part1 おしゃべりな動物たち 動物たちも会話する/ミツバチの振動言語/動物の言葉の研究は難しい/言葉は環境への適応によって生まれた/シジュウカラの言葉の起源とは?/文法も適応によって生まれた etc. Part2 動物たちの心 音楽、ダンス、言葉/シジュウカラの言葉にも文法があった/ルー大柴がヒントになった/とどめの一押し「併合」/言葉の進化と文化/共感する犬/動物の意識/シジュウカラになりたい/人と話すミツオシエ etc. Part3 言葉から見える、ヒトという動物 インデックス、アイコン、シンボル/言葉を話すための条件/動物も数がわかる?/動物たちの文化/多産化と言葉の進化/人間の言葉も育児から始まった?/音楽と踊りの同時進化/俳句と音楽的な言葉/意味の発生/霊長類のケンカの流儀/文脈を読むということ etc. Part4 暴走する言葉、置いてきぼりの身体 鳥とヒトとの共通点/鳥とたもとを分かったヒト/文字からこぼれ落ちるもの/ヒトの脳は縮んでいる/動物はストーリーを持たない?/Twitterが炎上する理由/言葉では表現できないこと/バーチャルがリアルを侵す/新たな社交/動物研究からヒトの本性が見えてくる etc. 送料の目安[50]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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魔女の植物園 魔女が大切にする37の植物/西村佑子
¥1,100
SOLD OUT
文庫判 224ページ 【版元サイトから】魔女との関わりを知れる38の植物たち! 魔女から身を守る薬草―オレガノ カノコソウ 魔法の杖―アーモンド 女性のための薬草―ヨモギ 「魔女と植物」という組み合わせについてはそれほど違和感を持たれないと思う。というのは、魔女は強烈な有毒植物を使って人間に害を与える邪悪な女性だったというイメージがあり、また、魔女は薬草について豊富な知識を持っていて、それを用いて人のためになる医療行為を行う「賢い女」だったというイメージもある。つまり、良いも悪いも、魔女のイメージは植物と結びついているからだ。 本書は、その「魔女と植物」を結びつける歴史的背景やその関わりを、37種類の植物とそれにまつわる伝説やエピソードとともに解説する。 ※本書は2014年2月に発刊された『不思議な薬草箱 魔女・グリム・伝説・聖書』を再構成し、加筆修正のうえ、文庫化したものです。 送料の目安[25]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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増補新版 水族館の文化史 幻蒼世界の過去と未来/ 溝井裕一
¥2,750
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四六判 408ページ 【版元サイトから】人はなぜ水族館を作ったのか。そして水族館の水槽はなぜ青く見えるように作られるのか。数々の問いとともに、人を幻想的な世界へと誘う水族館。古代から現代まで、人が水族館を介して魚や水生生物とどう関わっていたのか、海底という未知の空間にどのような思いを託していたのか、220点を超える図版をもとに古今東西の歴史を解き明かす。幻のサントリー学芸賞受賞作、新たな写真や加筆を施し堂々の復刊。 送料の目安[60]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。お買い物の組み合わせにより、ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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僕は鳥の言葉がわかる/鈴木俊貴
¥1,870
四六判 264ページ 【版元サイトから】NHK『ダーウィンが来た!』をはじめ国内外のメディアが注目する気鋭の若き動物言語学者による初の単著、ついに刊行! 古代ギリシャ時代から現代に至るまで、言葉を持つのは人間だけであり、鳥は感情で鳴いているとしか認識されていなかった。 その「常識」を覆し、「シジュウカラが20以上の単語を組み合わせて文を作っている」ことを世界で初めて解明した研究者による科学エッセイ。 動物学者を志したきっかけ、楽しくも激ヤセした森でのシジュウカラ観察の日々、鳥の言葉を科学的に解明するための実験方法などを、軽快に綴る。 シジュウカラへの情熱と愛情あふれるみずみずしい視点に導かれるうちに、動物たちの豊かな世界への扉が開かれます。読後に世界の見え方が変わる一冊。巻頭口絵にはシジュウカラたちのカラー写真が、巻末にはシジュウカラの言葉を聞ける二次元コードつき。 送料の目安[40]: ネコポス(A4)1通で送れるのは合計[120]までとお考えください。ネコポスに入らない場合はこちらで適宜、レターパックや宅配便に送料を修正してお送りします。あくまで目安とお考えください
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賢治と「星」を見る/ 渡部 潤一
¥1,815
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四六判 256ページ 【版元サイトから】 天文学者と旅する宮沢賢治の星空 少年、宮沢賢治は夜空を見上げ、何を思ったのだろう? 見つめる星々の先には、何が見えたのだろう? 天文学者も舌を巻くその正確な天文知識は作品にどう映しだされたのか? 天文学の楽しさを一般の人びとにわかりやすく伝え続けてきた天文学者が、賢治が作品に描き出した天体に私たちを招待する。 この本は宮沢賢治の生涯を天体で物語るプラネタリウムだ。さあ、一緒に旅に出よう!
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ゴリラ ウィリーBとアトランタ動物園の再生/テリー・L・メイプル、松原幹 訳
¥2,640
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四六判 240ページ 【版元サイトから】動物福祉と経営問題で炎上した動物園で25年以上も孤独だったゴリラ ウィリーB。彼が5頭の子の父親になり、動物園が飼育と研究、保全の功績で受賞するに至った鍵は市民や企業、大学や研究機関との連携だった。ゴリラや動物園を愛する人、動物園関係者におすすめ。
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はじめての動物地理学 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?(岩波ジュニアスタートブックス)/増田隆一著
¥1,595
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B6判、126頁 岩波書店 【版元サイトより】ゾウとサイとライオンが、インドとアフリカにいるのはなぜ? コアラの祖先はアメリカ出身? 昔は本州にもヒグマがいた!?――どこにどんな野生動物がいて、その動物たちは大昔から、地球のどこをどのように移動して、今いる場所にたどりついたのか? そんな疑問に答えるのが動物地理学です。たくさんの動物を例に、紹介します。 目次 この本の内容 はじめに 第1章 なぜ北海道にヒグマで、本州はツキノワグマなの?――地域によって生息する動物の種類がちがう理由 クマの分布を調べたい/ヒグマは大陸からやってきた?/ニホンザルは世界中探しても日本にしかいない/固有種が経験した共通のできごととは?/動物の地理境界線――ブラキストン線 コラム1―1 パンダはどんなクマなのか? 第2章 新天地へ! コアラの祖先が生まれ故郷を出る――動物たちはどのように世界へ散らばったのか? 大陸が移動する?/大陸が分かれる? 運命共同体ができる/大陸がくっつく?/カンガルーやコアラの祖先も大陸を移動した/世代をかけた移動/動物に移動をうながすものは?/ヒグマが寒さから逃れたレフュージアとは?/寒いとできる陸橋――マンモスもわたってくる/人類も移動する/ヒグマのはるかなる旅――北海道へ3度やってきた/気候変動と動物たちの移動/なぜライオンとゾウとサイは、インドとアフリカにいるの? コラム2―1 北 海道のエゾモモンガとオーストラリアのフクロモモンガは、親戚なのか? 第3章 カバとクジラは近い仲間?――動物地理学から進化を考える進化とは新しい種ができること/オタマジャクシからカエルへの変化は進化ではない!/ヒグマとホッキョクグマは別種?/アナグマの雑ざっ種しゅが見つかる/形からたどる進化/遺伝子からたどる進化――バクテリアも哺乳類も、時間を刻むDNAをもつ/系けい統とう樹じゅを利用する/移動が進化を生み出す/食がさらに進化を生み出す――水中から陸上へ/分断が進化を生み出す/動くことから分布までの連続性/ウマは走ることに進化した/陸上から水中へ戻もどったクジラ/クジラのかかとがヒント?/哺乳類の前に恐竜が繁栄/巨大すい星の衝突と恐竜の絶滅/哺乳類の出番がやってきた/ホモ・サピエンスとネアンデルタール人 コラム3―1 動物は寒い地域ほど大きく丸くなる―「ベルクマンの規則」と「アレンの規則」 コラム3―2 植物も移動できる? 第4章 動物地理学から、人間社会を考える――外来種となったアライグマ、アメリカミンク/なぜアライグマが日本に?/なぜアメリカミンクが日本に?/外来種をつくったのは人間活動/オオカミからイヌへ/ヤマネコからイエネコへ/ペットや家畜が生態系を乱す?/ロンドンの街なかにキツネ?――都市動物とは何か?/札幌のアーバンフォックス/東京に出没する「都市ダヌキ」/外来種ハクビシンが都市動物に/都市動物との共存/パンデミックはなぜ起こるのか?/過去のパンデミック/環境の保全と動物地理学/ホッキョクグマと地球温暖化 コラム4―1 身近な動物地理学に参加するには? おわりに 増田先生、おすすめの本! 索引 増田隆一 1960年生まれ。北海道大学大学院理学研究院教授。北海道大学大学院修了、理学博士。取り組んでいる研究は、遺伝子から進化を探る動物地理学。特に、ヒグマがいつ、どんなルートで北海道へやってきたのか、札幌の都市ギツネがどのように街なかを移動し利用しているのか、を調べている。ヒグマと人の文化との関係を考えることも興味深い。著書に、『ユーラシア動物紀行』(岩波新書)、『うんち学入門』(講談社ブルーバックス)、『ヒグマ学への招待』(編著、北海道大学出版会)など。